1級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
午前 ロ 問27
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 午前 ロ 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
テレビ共同受信設備の分岐器、分配器における電気的特性に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 分岐器において、入力→分岐間を通過する際の損失を挿入損失という。
- 分岐器において、分岐→出力間を通過する際の損失を逆結合損失という。
- 分配器において、入力→分配(出力)間を通過する際の損失を分配損失という。
- 分配器において、分配(出力)→別の分配(出力)間を通過する際の損失を端子間結合損失という。
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この過去問の解説 (3件)
01
テレビ共同受信設備の分岐器、分配器における電気的特性に関する問題です。
×
入力から分岐側へ枝分かれする損失は、結合損失です。
「挿入損失」は誤りです。
〇
出力側と分岐側との損失は、逆結合損失です。
〇
入力から分配する損失は、分配損失です。
〇
分配器の出力から出力への損失は、端子間結合損失です。
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02
テレビ共同受信設備の分岐器、分配器における電気的特性に関する問題です。
✕ 誤りです。
分岐器において、入力側から分岐側を通過する際の損失は、結合損失といいます。
挿入損失とは、同軸ケーブルの途中に直列ユニットを挿入する際に生じる損失をいいます。
〇 正しいです。
逆結合損失は、分岐端子から出力端子に逆流する損失で、大きい方が他の端子に影響を与えない良い性能となります。
〇 正しいです。
選択肢のとおりです。
〇 正しいです。
機器の出力端子が2つ以上ある場合、その端子間で発生する損失です。
大きい方が、性能がいいとされます。
損失というとマイナスのイメージが強いですが、大きい方が性能が良い損失もあるので、注意が必要です。
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03
テレビ共同受信設備の分岐器と分配器、これらの機器における信号の損失に関する理解が問われています。
不適切です。
挿入損失は、入力から出力までの損失を表します。
入力→分岐間を通過する際の損失は結合損失です。
適切です。
逆結合損失は、分岐器において分岐側と出力側の間で発生する損失をいいます。
適切です。
分配損失は、分配器において入力から各分配(出力)ポートへの信号の通過時に生じる損失を指します。
この損失は、信号が分配される際の減衰の度合いを示すものであり、分配器の性能評価を表す指標の1つです。
適切です。
端子間結合損失は、分配器において異なる出力ポート間で信号が漏れることによって生じる損失を指します。
これは、分配器内での信号の干渉などを示すものであり、信号の品質に影響を与える要素の1つです。
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