1級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)
午前 ハ 問8
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年) 午前 ハ 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨工事に用いる鋼材の部材名称として、最も不適当なものはどれか。
- フランジプレート
- ウェブプレート
- スプライスプレート
- ガセットプレート
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この過去問の解説 (3件)
01
鉄骨工事の各鋼材について知識が問われています。どの部材がどのような役割があるか現物と役割をイメージできるようにしておくことが大切です。
この選択肢は適切です。フランジプレートは主に梁や柱の接合部に使用される部材で、二つの鋼材を強固に連結する役割があります。これにより、構造全体の安定性が向上します。
この選択肢は適切です。ウェブプレートは梁の中央部分、フランジプレートの間に位置する部材です。構造の重量を支え、曲げに対する抵抗力が働く重要な役割があります。
この選択肢は不適当です。スプライスプレートは柱・梁などの継手において、おもに高力ボルト接合部に使われる添え板です。母材を挟み込むよう使用されます。図の3に位置するのはスチフナーと呼ばれる部材です。
この選択肢は適切です。鉄骨造における大梁と小梁を接合する鋼板で梁と梁の強度や安定性を保たせる役割があります。
建物の強度や安定性を向上させるため、様々な鉄骨部材があります。
それぞれのプレートが建物を支えるうえで、どのような役割を担ってるか把握しておくことが大切です。
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02
鉄骨工事に用いる鋼材の部材名称に関する設問です。
鋼材の種類は覚えれば確実に正解できるので、しっかり頭に入れましょう。
適当です。
フランジプレートは曲げに対する力を受け持つ部材です。
適切です。
ウェブプレートはフランジをつなぐ役割をする鋼材です。
不適切です。
この部分の名称は「スチフナー」です。
スチフナーとは、H綱の中間位置に設置し鋼材の座屈を防止する目的で設置される板です。
スプライスプレートとは、鋼材の継手部において主に高力ボルトでつなぐ際に使用する添え板のことを指します。
適切です。
ガセットプレートはジョイント部分に用いられ、H形鋼を取り付ける受けのプレートです。
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03
鉄骨工事に用いる鋼材の部材名称の問題です。
〇 正しいです。
フランジプレートは、H形鋼やI形鋼の梁のうち、上下の部分をいいます。
〇 正しいです。
ウェブプレートは、H形鋼やI形鋼の梁のうち、上下の鋼材にはさまれた中央の部分をいいます。
✕ 誤りです。
これはスチフナと呼ばれる部材です。
『スプライスプレート』とは、H鋼の接合部などに使用される、補強用のプレートのことをいいます。
〇 正しいです。
ガセットプレートとは、筋交い材の接合部や小梁と大梁への取付部等で、部材を接合するために用いる板のことです。
これの類似問題が平成18年度に出題されています。
1級電気工事施工管理技士試験では、過去問そのものか、あるいは過去問をアレンジした問題がよく出題されています。
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