1級電気工事施工管理技士の過去問 令和5年度（2023年） 午後 ニ 問4

工事計画の届出が必要な自家用電気工作物を新たに設置する際には、届出を行い、受理されてから30日経過しないと工事を開始できません。これにより、適切な安全管理と監督が行われることを目的としています。よってこの選択肢は適切です。

発電のために設置されるダム、水路及び貯水池は、発電機の一部として含まれるため電気工作物に該当します。よってこの選択肢は適切です。

電気工作物は一般用電気工作物の他、自家用電気工作物と事業用電気工作物があります。よってこの選択肢は不適当です。

自家用電気工作物を設置する者は死亡または入院を要する感電事故など重大な事故が発生した場合、事故の発生を知った時から24時間以内、可能な限り速やかに事故の発生の日時及び場所、事故が発生した電気工作物並びに事故の概要について、電話等の方法により行うとともに、事故の発生を知った日から起算して30日以内に報告しなければならない。と電気事業法に記載があります。よってこの選択肢は適切です。

正しいです。

設問の通りです。

正しいです。

設問の通りです。

誤りです。

一般電気工作物以外の電気工作物には、自家用電気工作物と電気事業用電気工作物があります。

正しいです。

設問の通り、事故が発生した場合は速やかに処置することが望ましいです。

〇　正しいです。

選択肢のとおりです。

〇　正しいです。

これらは、電気を直接取り扱っていなくても、発電装置の一部と見なされますので電気工作物です。

当然のことですが、発電用ではない治水ダムや利水ダムなどは、電気工作物ではありません。

✕　誤りです。

自家用電気工作物以外にも、電気事業用電気工作物があります。

これは主に発電事業の用に供する電気工作物です。

〇　正しいです。

選択肢のとおりです。