1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問13 (午前 ハ 問1)

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問13(午前 ハ 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

水力発電に用いる水車に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • フランシス水車は、負荷が変化しても、効率はほぼ一定である。
  • フランシス水車には、ランナの出口から放水面までの接続管として、吸出し管が設置される。
  • ペルトン水車は、フランシス水車と比較して、高落差での比速度が小さい。
  • ペルトン水車は、動作原理によって大別すると、衝動水車に分類される。

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この過去問の解説 (1件)

01

水力発電に用いる水車に関する問題では、各水車の特徴とその動作原理を理解することが重要です。特に、フランシス水車の効率が負荷の変化に応じて変動することを理解することが求められます。

選択肢1. フランシス水車は、負荷が変化しても、効率はほぼ一定である。

実際には、フランシス水車の効率は負荷の変化に応じて変動します。負荷が変化すると、効率も変動するため、この記述は不適当です。

選択肢2. フランシス水車には、ランナの出口から放水面までの接続管として、吸出し管が設置される。

吸出し管は、ランナの出口から放水面までの接続管として設置されます。これにより、効率的な水の排出が可能になります。

選択肢3. ペルトン水車は、フランシス水車と比較して、高落差での比速度が小さい。

ペルトン水車は高落差での比速度が小さいため、高落差の発電所に適しています。これは、ペルトン水車が高落差での効率を最大化するための設計になっているためです。

選択肢4. ペルトン水車は、動作原理によって大別すると、衝動水車に分類される。

ペルトン水車は衝動水車に分類されます。これは、水の衝撃力を利用して回転するためです。

まとめ

この問題では、各水車の特徴とその動作原理を理解することが重要です。特に、フランシス水車の効率が負荷の変化に応じて変動することを理解することが求められます。

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