1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問14 (午前 ハ 問2)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問14(午前 ハ 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

風力発電に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ダリウス形風車は、垂直軸形に分類される。
  • プロペラ形風車は、風速変動に対する回転速度の制御が容易である。
  • ナセルは、風車ロータ回転面を風向に追従させる運転制御装置である。
  • ピッチ制御装置は、風況に応じてブレードの設置角度を制御する装置である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

風力発電は、再生可能エネルギーの重要な一つであり、風の動きを利用して電力を生成する技術です。この技術には、さまざまなタイプの風車が存在し、それぞれの設計や制御方式が異なります。風力発電に関する記述の中から、正しい情報と不適当な情報を見極めることは、風力発電の理解を深める上で重要です。

選択肢1. ダリウス形風車は、垂直軸形に分類される。

正しい記述です。ダリウス形風車は垂直軸型の風車で、風向に関係なく回転します。

選択肢2. プロペラ形風車は、風速変動に対する回転速度の制御が容易である。

正しい記述です。プロペラ形風車は、風速の変動に対して回転速度を調整しやすい設計になっています。

選択肢3. ナセルは、風車ロータ回転面を風向に追従させる運転制御装置である。

不適当な記述です。ナセルは、風車の上部に取り付けられているハウジングで、発電機や制御装置が収められていますが、風向に追従させるのは「ヨー制御装置」であり、ナセル自体はその機能を持っていません。

選択肢4. ピッチ制御装置は、風況に応じてブレードの設置角度を制御する装置である。

正しい記述です。ピッチ制御装置は、風速に応じてブレードの角度を調整し、出力を最適化します。

まとめ

風力発電に関する記述の中で、最も不適当なものは以下です。

ナセルは、風車ロータ回転面を風向に追従させる運転制御装置である。

 

参考になった数8