1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問36 (午前 ハ 問24)

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問36(午前 ハ 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

消防用設備等とこれを有効に作動できる非常電源の容量の組合せとして、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • 消防用設備等:自動火災報知設備   非常電源の容量:10分間以上
  • 消防用設備等:排煙設備       非常電源の容量:20分間以上
  • 消防用設備等:スプリンクラー設備  非常電源の容量:30分間以上
  • 消防用設備等:不活性ガス消火設備  非常電源の容量:1時間以上

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この過去問の解説 (1件)

01

消防用設備等と非常電源の適切な組み合わせは、火災時の効果的な対応を確保するために重要です。「消防法」に基づき、各設備が要求する非常電源の容量は異なります。本問題では、これらの組み合わせに関する正確な理解が求められています。各選択肢について詳しく見ていきましょう。

選択肢1. 消防用設備等:自動火災報知設備   非常電源の容量:10分間以上

自動火災報知設備:非常電源の容量:10分間以上 これは正しい記述です。自動火災報知設備は火災を早期に検知し、警報を発するために非常に重要です。そのため、非常電源の容量は最低10分間以上が必要です。

選択肢2. 消防用設備等:排煙設備       非常電源の容量:20分間以上

排煙設備:非常電源の容量:20分間以上 これは誤りです。排煙設備は火災時に煙を排出し、避難を容易にするために必要です。消防法によると、排煙設備の非常電源の容量は最低30分間以上が必要です。

選択肢3. 消防用設備等:スプリンクラー設備  非常電源の容量:30分間以上

スプリンクラー設備:非常電源の容量:30分間以上 これは正しい記述です。スプリンクラー設備は火災を抑制・消火するために使用されます。非常電源の容量は最低30分間以上が求められます。

選択肢4. 消防用設備等:不活性ガス消火設備  非常電源の容量:1時間以上

不活性ガス消火設備:非常電源の容量:1時間以上 これは正しい記述です。不活性ガス消火設備は火災を効果的に抑制するために使用され、非常電源の容量は最低1時間以上が必要です。

まとめ

「消防法」に基づいて、消防用設備等とこれを有効に作動できる非常電源の容量は以下のように定められています:

自動火災報知設備:非常電源の容量:10分間以上 これは正しい組み合わせです。火災発生時に早期警報を出すために10分間以上の非常電源が必要です。

排煙設備:非常電源の容量:20分間以上 これは誤りです。排煙設備には、火災時の煙排出を維持するために30分間以上の非常電源が必要です。20分間では不十分です。

スプリンクラー設備:非常電源の容量:30分間以上 これは正しい組み合わせです。スプリンクラー設備は火災を抑制・消火するために30分間以上の非常電源が必要です。

不活性ガス消火設備:非常電源の容量:1時間以上 これは正しい組み合わせです。不活性ガス消火設備は火災を効果的に抑制するため、1時間以上の非常電源が必要です。

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