1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問70 (午後 ハ 問3)
問題文
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問70(午後 ハ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 割ワイヤロープは、延線用ワイヤロープよりも強度の大きいものを使用した。
- 緊線用ワイヤロープは、細径かつ高強度であり、自転トルクが小さいものを使用した。
- 立金車は、電線の引上げ箇所の鉄塔で電線が浮き上がるおそれのある場所に使用した。
- 延線車は、電線やワイヤロープに必要な張力を与えて安定した延線を行うために使用した。
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この過去問の解説 (2件)
01
架空送電線路の施工に関する設問です。
適当です。
ワイヤロープは、延線用ワイヤロープよりも強度の大きいものを使用します。
適当です。
緊線用ワイヤロープは、細径かつ高強度であり、自転トルクが小さいものを使用します。
不適当です。
電線の引上げ箇所の鉄塔で電線が浮き上がるおそれのある場所に使用する場合は、垂直二輪金車を使用します。
適当です。
延線車は、電線やワイヤロープに必要な張力を与えて安定した延線を行うために使用します。
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02
施工の流れ
鉄塔を建てる: 電線を支えるための柱を設置します。
電線を張る (延線): 鉄塔間にワイヤーロープを使って電線を引っ張ります。
たるみを調整する (緊線): 電線が適切な高さになるようにたるみを調整します。
主な道具
延線車: 電線を引っ張る機械。
立金車: 電線が鉄塔から落下しないようにする吊り下げる滑車です。
割ワイヤロープ: 延線用ワイヤーロープを助けるための強いワイヤー。
緊線用ワイヤロープ: たるみ調整に使う、電線を傷つけないワイヤー。
適切です。
割ワイヤロープは、延線作業の際に鉄塔の腕金部で電線を支える役割があり、延線用ワイヤロープにかかる張力の一部を分担します。
そのため、延線用ワイヤロープよりも高い強度が必要です。
適切です。
細径であることは、軽量で扱いやすく、高所での作業性を向上させます。
高強度であることは、電線を引っ張る際に必要となる高い張力に耐えるためです。これにより、安全性が確保されます。
自転トルクが小さいワイヤロープを使用することで、作業の安全性が高まり、スムーズに緊線作業を行うことができます。
不適切です。
立金車は、主に架空送電線の張り替え作業で、電線が絶対に落下しないように吊り下げるための、特別な滑車を備えた装置となります。
適切です。
延線車は、ドラムに巻かれた電線やワイヤロープを繰り出し、適切な張力を加えながら延線する際に使用する機械です。これにより、たるみを均一にし、安定した延線作業が可能になります。
この問題は、架空送電線路を建設する際に使われるワイヤーロープや機械の役割に関するものです。
割ワイヤロープ: 延線用より強いものを使います。
延線車: 電線を安定して引っ張る機械です。
緊線用ワイヤロープ: 電線のたるみを調整(緊線)する際に使います。この作業では、電線を傷つけないよう、自転トルクが小さいことが重要です。細径かつ高強度である必要もあります。
立金車:立金車は、主に架空送電線の張り替え作業で、電線が絶対に落下しないように吊り下げるための、特別な滑車であり電線の引上げ箇所の鉄塔で電線が浮き上がるおそれのある場所に使用するものではありません。
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