1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問81 (午後 ニ 問5)
問題文
ただし、電気用品は、交流の電路に使用するものとし、防爆型のもの及び油入型のもの並びに機械器具に組み込まれる特殊な構造のものを除くものとする。
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問81(午後 ニ 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、電気用品は、交流の電路に使用するものとし、防爆型のもの及び油入型のもの並びに機械器具に組み込まれる特殊な構造のものを除くものとする。
- 定格電圧250V 定格電流5Aの筒形ヒューズ
- 定格電圧250V 定格電流100Aの配線用遮断器
- 定格電圧100V 定格電流15Aのタイムスイッチ
- 600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル(EM−CET)14mm2
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この過去問の解説 (2件)
01
特定電気用品に関する設問です。
特定電気用品の該当かどうかという問題は頻繁に出題されるため、必ず覚えましょう。
不適当です。
筒形ヒューズは特定電気用品に該当しません。
ヒューズ類で該当するのは下記になります。
温度ヒューズ
つめ付ヒューズ(200A以下)
管形ヒューズ(200A以下)
適当です。
定格電圧250V 定格電流100Aの配線用遮断器は該当します。
適当です。
定格電圧100V 定格電流15Aのタイムスイッチは該当します。
適当です。
600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル(EM−CET)14mm2は該当します。
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02
「電気用品安全法」における特定電気用品は、特に危険性が高いとされる電気製品です。
これらの製品は、感電や火災などの重大な事故につながる可能性があるため、より厳しい規制が適用されます。
不適当です。
筒形ヒューズの場合、定格電圧が300V未満、かつ定格電流が50A未満のものは、
危険度が低いと見なされ、特定電気用品以外の電気用品に分類されます。
適当です。
配線用遮断器は、回路の過電流を自動で遮断する重要な安全装置です。
その機能が不完全だと、火災や感電の原因となるため、特定電気用品です。
適当です。
タイムスイッチは、通電時間を自動で制御する機器であり、
誤作動すると過熱や火災のリスクがあるため、特定電気用品に分類されます。
適当です。
600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル(EM−CET)14mm2
は特定電気用品に分類されます。
この問題は、電気用品安全法における特定電気用品の分類を問うものです。
特定電気用品(菱形PSEマーク): 危険性が高いとされ、規制が厳しい電気用品。
特定電気用品以外の電気用品(丸形PSEマーク): 危険性が比較的低い電気用品。
選択肢のうち、配線用遮断器、タイムスイッチ、600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル(EM−CET)14mm2は、故障時に火災や感電の危険が高まるため、特定電気用品に該当します。
一方、定格電圧250V 定格電流5Aの筒形ヒューズは、一般的に比較的危険性が低いと見なされるため、
特定電気用品以外の電気用品に分類されます。したがって、これが不適当です。
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