2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
1 問4

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 1 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

計器定数( 1kW・h当たりの円板の回転数 )2000rev/kW・hの単相2線式の電力量計を、電圧100V、電流10A、力率0.8の回路に15分間接続した場合の円板の回転数として、正しいものはどれか。
  • 400回転
  • 500回転
  • 600回転
  • 800回転

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

計器定数 2000 rev/kW・h ということは、この電力量計は「1kWhを測定すると2000回転する」ということです。

まず、この問題における電力量を計算します。
電圧 × 電流 × 力率 × 時間 で電力量を求めます。
100V × 10A × 0.8 × 0.25h (15分=0.25時間) = 200Wh となります。
この電力量はWhなので、kWh単位にすると、0.2 kWh となります。

1 kWhで2000回転する電力量計に、0.2 kWhを測定させるわけですから、0.2 ÷ 1 × 2000 = 400回転となります。

よって、正解は、1 です。

参考になった数89

02

電力量計の回転数(N)は
N=PKT
P→使用電力(kw)
K→計器定数(rev/kW・h)
T→測定時間(H)
で求められます。
問題の数を当てはめると
P=100V×10A×0.8×10^(-3)
K=2000rev/kW・h
T=15/60=0.25
となりますので

N=100×10×0.8×10^(-3)×2000×0.25
N=400
で答えは400回転となります。

参考になった数62

03

正解は1です。

電力量を W・h で計算します。
電圧(V)x電流(A)x力率x時間(h) なので
100 x 10 x 0.8 x 1/4 = 1000 x 0.2 W・h となります。
kW・hにすると0.2です。

計器定数は kW・h あたり 2000rev なので
2000 x 0.2 = 400 で 400rev となります。

参考になった数44