2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
1 問12

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 1 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

三相誘導電動機の始動法として、不適当なものはどれか。
  • 全電圧始動法
  • スターデルタ始動法
  • 始動補償器法
  • コンデンサ始動法

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この過去問の解説 (3件)

01

電動機を始動させる時、定格の数倍となる始動電流が流れます。

電動機がそれほど大きくなく、電源容量に余裕があるなら、最初から定格の電圧で動作させる「全電圧始動法」(じか入れ とも呼びます)を使う場合もあります。

しかし大きな始動電流による電圧変動を避けるため、最初は低い電圧で動作させる場合があります。
そうした方法として三相誘導電動機では、「スターデルタ始動法」・「始動補償器法」・「リアクトル始動法」などが使われています。

それに対し、コンデンサ始動法は、「三相誘導電動機」ではなく「単相誘導電動機」に使われます。
単相誘導電動機は単体では始動トルクが得られないので、別に始動装置を必要とし、その始動装置に用いられる方法の一つがコンデンサ始動法です。

よって、正解は、4 です。

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02

【4】コンデンサ始動法は単相誘導電動機に用いられる始動法になります。

【1】から【3】は三相誘導電動機に用いられる始動法ですので、【4】が不適当です。

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03

正解は4です。

4のコンデンサー始動法は単相誘導電動機で用いられる始動法です。

1の全電圧始動法、2のスターデルタ始動法、3の始動補償器法は三相誘導電動機で用いられる始動法です。

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