2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
2 問22

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 2 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

低圧三相誘導電動機の保護に用いられる3Eリレーの保護目的の組み合わせとして、正しいものはどれか。
  • 短絡保護、欠相保護、過負荷保護
  • 反相保護、欠相保護、過負荷保護
  • 反相保護、欠相保護、短絡保護
  • 反相保護、短絡保護、過負荷保護

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この過去問の解説 (3件)

01

電動機保護に用いられる3Eリレーは、3つの要素(ELEMENT)で作動します。

その要素とは、反相・欠相・過負荷です。


反相とは、三相の電源のうち2相が入れ替わっている状態のことで逆相ともいいます。
この状態だと電動機は逆回転し、機械的な危険が生じます。

欠相とは、三相のうちの1相の電力が供給されない状態であり、過電流・焼損の原因となります。

過負荷とは、電動機が能力を超えて可動している状態で、これも過電流・焼損の原因となります。

これらの3つの要素を検出するのが、3Eリレーです。

正解は、2 です。

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02

低圧三相誘導電動機には種類や故障に様々なケースがありそれに伴う保護機器を組む必要があります。
問題の3Eリレーは
反相保護、欠相保護、過負荷保護 です。

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03

正解は2です。

3Eリレーとは過負荷・欠相・逆相(反相)を感知して別の回路を開閉させるよう作動する継電器のことです。したがって正解は2です。

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