2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
2 問30
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 2 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示すテレビ共同受信設備において、増幅器出口から末端Aの直列ユニットのテレビ受信機接続端子までの総合損失として、正しいものはどれか。
ただし、同軸ケーブルの長さ及び各損失は次のとおりとする。
・増幅器出口から末端Aまでの同軸ケーブルの長さ:20m
・同軸ケーブルの損失:0.2dB/m
・分配器の分配損失:4.0dB
・直列ユニット単体の挿入損失:2.0dB
・直列ユニット単体の結合損失:12.0dB
ただし、同軸ケーブルの長さ及び各損失は次のとおりとする。
・増幅器出口から末端Aまでの同軸ケーブルの長さ:20m
・同軸ケーブルの損失:0.2dB/m
・分配器の分配損失:4.0dB
・直列ユニット単体の挿入損失:2.0dB
・直列ユニット単体の結合損失:12.0dB
- 24.0 dB
- 26.0 dB
- 28.0 dB
- 30.0 dB
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この過去問の解説 (3件)
01
テレビ共同受信設備では、受信アンテナから同軸ケーブルを通じて、
テレビ端子(ユニット)に映像を伝達しています。
映像を伝達するにあたって、同軸ケーブルやテレビ端子を通過すると
損失が発生し、末端などでは映像が見れない可能性があります。
損失には大きく分けて4種類あり、同軸ケーブルの損失、分配器損失、
直列ユニットを通過する際の損失、直列ユニット単体での損失があります。
今回設問で求める損失は一番末端での総合損失である為、
4種類の損失を合計することで求めることができます。
同軸ケーブルの損失・・・0.2dB/m × 20m = 4.0dB
分配器損失・・・4.0dB
直列ユニットを通過する際の損失・・・2.0dB × 3 = 6.0dB
直列ユニット単体での損失・・・12.0dB
各損失を合計すると、26.0dBとなります。
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02
図の一番上の増幅器の出口から末端のA出口までの損失を計算します。
まず○で示される分配器がありますが、この分配損失は問題から 4.0 dB と分かります。
次に同軸ケーブルの長さが20mとあり、この損失は0.2 dB/mと示されています。
1mあたり0.2 dB/mですから、0.2 × 20 = 4.0 dBとなります。
末端Aまでの配線経路に3つの◎で示される直列ユニットが挿入されています。
この損失は、挿入損失:2.0 dB × 3 = 6.0 dB となります。
末端Aは、同軸ケーブルで信号を受け取り、テレビ受像機接続端子に出力しますが、この結合損失は 12.0 dB と示されています。
上記の損失を合計すると、4 + 4 + 6 + 12 = 26 dB となります。
よって、正解は、26.0 dB です。
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03
・同軸ケーブルの損失
0.2dB/m×20m=4dB
・分配器の分配損失
4.0dB
・直列ユニット単体の挿入損失
2.0dB×3=6.0dB
・直列ユニット単体の結合損失
12.0dB
4+4+6+12=26dB
となります。
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