2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
5 問41

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 5 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

架空送電線の緊線工事の工法として、不適当なものはどれか。
  • 吊金工法
  • 切分け工法
  • 相取り工法
  • プレハブ架線工法

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この過去問の解説 (3件)

01

架空送電線の緊線工事は、架空送電線を鉄塔に引き伸ばした後(延線工事)、
その送電線を設計張力で張るための工事であり、
がいし装置に取り付いたクランプで算出した張力まで把持する工事の事です。

【2】~【4】はそれぞれ緊線工事の工法ですが、
【1】吊金工法は緊線工事の前に行われる延線工事で行われます。

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02

正解は、1 です。

架空送電線の弛みは、適正に設置して維持する必要があります。
そして緊線工事とは、設計で決められた電線の弛みになるよう調整して設置する工事のことです。

緊線工事の工法には、切分け工法・相取り工法・プレハブ架線工法などがあり、2・3・4 は正しく述べています。

しかし吊金工法は、緊線ではなく、延線(電線を支柱間に張り渡す工事ことで、緊線よりも前に行なわれる)での工法です。

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03

架空送電線とは一般に、鉄塔などで電線を支持し
高圧もしくは特別高圧を供給する送電線です。

架空送電に関する工事は鉄塔工事と架線工事に分けられ、
設問の緊線工事とは架線工事の一部で、
鉄塔間にぶら下がっている電線の大きなたるみを
適切なたるみ量にする工事です。
設問2.〜4.が緊線工事の工法として存在します。

設問1.の吊金工法とは、鉄塔間に電線を敷設する工事の工法です。
具体的な方法として、鉄塔間に敷設されているワイヤーに
吊り金具を取付け、吊り金具にて新設の電線を支持し
鉄塔間に電線を敷設します。

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