2級電気工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
5 問42

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 5 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

高圧受電設備の受電室に関する記述として、「高圧受電設備規程」上、不適当なものはどれか。
  • 受電室を通過する排水管は、最短になるように施設した。
  • 保守点検に必要な通路の幅を0.8mとした。
  • 受電室を耐火構造とし、不燃材で造った壁、柱、床及び天井で区画した。
  • 配電盤の計器面の照度を300lxとした。

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この過去問の解説 (3件)

01

受(変)電室とは、電気を受電し変電もしくは配電する室で、
停電させないような部屋作りが重要となります。
そのためには、適切な点検スペース、照度の確保や
火災や災害時に耐えられる構造とすることが定められています。

また、受電室に給排水等の水配管があると、
漏水により故障の原因となりかねないため、
受電室に水配管は敷設しないようにするのが適切です。

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02

正解は、1 です。

高圧受電設備は、火災・浸水・爆発・風雨・鳥獣などの危険を避け、点検しやすい構造にしなければなりません。
そのため、高圧受電設備規程では「湿気が少なく、水が浸入し又は浸透するおそれのない場所を選定し、それらのおそれのない構造とする」ことを定めています。

ですから、受電室を通過する排水管を設けてはなりません。
これは万一の漏水や溢水の際に、受電設備が浸水し、危険を生じさせないためです。

他の、2・3・4 は規程に基づき、正しく述べています。

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03

受電室は、基本的に水が浸入し又は浸透するおそれのない箇所に
設置する事になっています。
ですので、受電室に漏水の恐れのある排水管を施工する【1】は誤りです。

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