2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
2 問18

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 2 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

送電線路の線路定数に関する次の記述のうち、[   ]に当てはまる語句として、適当なものはどれか。

「送電線路は、抵抗・[   ]・静電容量・漏れコンダクタンスの4つの定数をもつ電気回路とみなすことができる。」
  • インダクタンス
  • アドミタンス
  • リアクタンス
  • インピーダンス

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は、1 です。

インダクタンスとは、導体に流れる電流の変化により誘起起電力が生じることです。

送電線路を等価回路で考える場合、この誘起起電力を抵抗・静電容量・漏れコンダクタンスと共に計算に入れる必要があります。

逆に言えば、この4項目で送電線路の電気的性質を表すことができます。


以下、他の選択肢について概述します。

アドミタンスとは、交流回路の電圧と電流の比のことです。

リアクタンスとは、交流回路のコイルやコンデンサによる電圧と電流の比のことです。

インピーダンスとは、交流回路の抵抗のことです。

参考になった数47

02

線路定数は抵抗·[インダクタンス]·静電容量・漏れコンダクタンスの
4つの定数をもつ電気回路とみなす事ができる
なので正解は
【1】インダクタンス
となります。
線路定数は送電線路に使用される電線の種類や長さ、
太さ等によって決まる定数の事です。

参考になった数15

03

線路定数とは抵抗・インダクタンス・静電容量・漏れコンダクタンス
からなる定数で、送電線路のケーブルサイズなどの選定に用いられます。

参考になった数12