2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
5 問44

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 5 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

構内交換設備の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • IP電話機の配線は、UTPケーブルを使用した。
  • IP電話機を、デジタルPBX方式の交換機に接続した。
  • 事業用電気通信設備との接続は、分界点を定め容易に切り離せるようにした。
  • 電話配線及び電話機の設置後、電話機ごとにサービス機能の試験を行った。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2 です。

デジタルPBXとは、デジタル方式の構内交換機のことです。
音声をデジタル化していますが、基本的には旧来の交換機と同じ電話番号で相手先を特定します。

それに対してIP電話機は、インターネットプロトコルを利用しての通信であり、通話先はIPアドレスで特定しています。

そのため、両者の交換機と電話機を混在して使用することはできません。

最近は、IP-PBXやクラウドPBXと呼ばれる新方式もあるため、混同しないように注意が必要です。

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02

IP電話とは、電話機自身にIPアドレスが割り振らており、
インターネット回線を通じて音声通話を行う方法です。
そのため、IP電話の配線はUTP(LAN)ケーブルで、
電話交換機に接続されずに、インターネット網に接続されます。

デジタルPBXとはデジタル電話交換機を意味し、
電話交換機が行っている内線やダイヤルインの機能を
デジタル処理する電話交換機です。


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03

正解は2です。

IP電話とは、インターネット回線を利用する電話のことです。そのため配線にはUTPケーブル(LANケーブル)を使います。
デジタルPBXとはデジタル電話交換機のことで、内線の接続やダイヤルイン機能をデジタルで行います。

1 . IP電話機の配線は、UTPケーブルを使用します。○です。

2 . IP電話機はインターネット回線に接続しますので、 「IP電話機を、デジタルPBX方式の交換機に接続した。」の記述は不適当です。

3 . 事業用電気通信設備との接続は、分界点を定め容易に切り離せるようにします。○です。

4 . 電話配線及び電話機の設置後、電話機ごとにサービス機能の試験を行います。○です。

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