2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
5 問50
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 5 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
低圧の屋内配線工事における測定器の使用に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 分電盤内の電路の充電状態を確認するため、低圧用検電器を使用した。
- 三相動力回路の相順を確認するため、検相器を使用した。
- 分電盤の分岐回路の絶縁を確認するため、接地抵抗計を使用した。
- 配電盤からの幹線の電流を計測するため、クランプ式電流計を使用した。
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この過去問の解説 (3件)
01
分電盤内の電路の充電状態を確認するため、低圧用検電器を使用しました。
検電器の種類によって、被覆上からでも検電器が使用可能です。
2.正しいです。
三相動力回路の相順を確認するため、検相器を使用しました。
逆相の場合は、3本のうち、どれか2本を入れ替えれば正相になります。
3.誤っています。
分電盤の分岐回路の絶縁を確認するため、絶縁抵抗計を使用しました。
絶縁が悪いと漏電の恐れがあります。また、接地抵抗計はアースの抵抗(接地抵抗)を測定する為に用いられます。
4.正しいです。
配電盤からの幹線の電流を計測するため、クランプ式電流計を使用しました。
計測する際は、1本ずつ測定しましょう。
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02
接地抵抗計とは、接地抵抗が期待している範囲内かどうかを確認するためのもので、接地線と地面との電流(事故時の地絡電流)の流れやすさを調べるものです。
絶縁を確認するためには、絶縁抵抗計を使用します。
他の、1・2・4 は正しく述べています。
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03
絶縁は絶縁抵抗計で測定し、数値が小さいほど劣化が著しく、
漏電などの原因になります。
接地抵抗計とは、その名の通り接地抵抗値を測定する計測器です。
接地抵抗値は異常電圧が発生した際の逃げ道になり、
使用する電圧や使用場所により数値の基準値が異なります。
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