2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
1 問12
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 1 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
三相誘導電動機の特性に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 負荷が減少するほど、回転速度は速くなる。
- 滑りが増加するほど、回転速度は速くなる。
- 極数を少なくするほど、回転速度は速くなる。
- 周波数を高くするほど、回転速度は速くなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
記載の通り、負荷が減少するほど、回転速度は速くなります。
2.誤っています。
滑りが増加するほど、回転速度は遅くなります。
また、回転速度Nの式は下記になります。
N = 120f / p × (1-s) [min-1]
f…周波数
p…極数
s…滑り
上記の式より、滑りsが大きくなると、回転速度Nが小さくなります。
3.正しいです。
解説2の式より、分母にある極数pが小さければ、回転速度Nは大きくなります。
4.正しいです。
解説2の式より、分子にある周波数fを高くするほど、回転速度Nは大きくなります。
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02
三相誘導電動機の滑りとは、実際の回転速度が、同期速度に比べてどれだけ遅れているかを示したものです。
つまり、滑りが増加するとは、回転が “同期速度よりも、より遅れること” = “回転が遅くなること” を意味します。
なお誘導電動機では、構造状、回転トルクを得るために幾らかの滑りがなければなりません。
他の、1・3・4 は、どれも正しく述べています。
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03
1.負荷が減少するほど、回転速度は速くなります。○です。
2.滑りが増加するほど、回転速度は遅くなります。したがって記述は不適当です。
3.極数を少なくするほど、回転速度は速くなります。○です。
4.周波数を高くするほど、回転速度は速くなります。○です。
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