2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
2 問16
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 2 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
架空送電線の電線のたるみの近似値D〔m〕を求める式として、正しいものはどれか。
ただし、各記号は次のとおりとし、電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:最低点の電線の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
ただし、各記号は次のとおりとし、電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:最低点の電線の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
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この過去問の解説 (3件)
01
たるみの近似値の公式として係数 1/8 を覚えましょう。
そして、張力が分母に、電線の荷重(重量)が分子にくることを記憶しておけば、たるみDの次元がmなので次元合わせをすると距離Sの2乗が分子にかかることもわかりますね。
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02
架空送電線のたるみは、電線の張力を適切に保ち、電線の断線や鉄塔等の支持物の倒壊を防ぐために必要です。
もし、たるみなく設置しようとすれば、引張のために過度の張力が必要になります。
また、たるみを大きくし過ぎれば電線の自重により過度の張力がかかります。
このため、たるみを適切にするための近似値計算として上記、3 の式が用いられます。
径間の2乗・電線の単位長さあたりの重量を分子におき、最低点の電線の水平張力と定数 “8” を分母におくことで、たるみの近似値を求められます。
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03
式を丸ごと覚えておきましょう。
また、電線の実長 L[m] は下記の式になります。
L = S + 8D^2 / 3S (m)
※上記の ^2 は二乗のことです。
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