2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
5 問49
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 5 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す品質管理に用いる図表の名称として、適当なものはどれか。
- パレート図
- 特性要因図
- 管理図
- ヒストグラム
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この過去問の解説 (3件)
01
パレート図は、累積を示す折れ線グラフと、個別の数量を示した棒グラフを組み合わせたものです。
これにより、より重点を置くべき課題と、全体に占める割合を視覚的に示します。
この問題の場合、不良原因の50%を寸法不良が占めること、次に部品不良・穴位置違いといった順で不良があること、それぞれの実際の不良件数、さらにそれらの上位3つの不良が全体の80%以上を占めていることなどが分かります。
以下に他の図について概述します。
特性要因図は、事象の要因を示すもので見た目から魚の骨(フィッシュボーン)とも呼ばれます。
管理図は、目標とする値と上下の限界値を示した図に、実際の値をプロットしたもので、製品のバラツキが、偶然なのか、何らかの傾向があるのかを判断するのに役立ちます。
ヒストグラムは、データの分布状況を示すためのものです。
多くの場合、全体として山のような中央が高く、両側が低い棒グラフの集合形になります。
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02
図は値を降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフですので、1の「パレート図」です。
魚の骨のように要因を表わしたものが、2の「特性要因図」です。
管理目標値に対して現状がどこかをプロットした折れ線グラフが、3の「管理図」です。
度数分布を棒グラフで表したものが、4の「ヒストグラム」です。
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03
1 .パレート図 → 適当です。
数値が大きいものから並べた棒グラフと、その数値の累積比率を表す折れ線グラフを用いた図です。
2 .特性要因図 → 不適当です。
問題が起きた時、その要因(原因)と特性(結果)を視覚的にまとめ、重要と思われる要因について的を絞って改善を推進していくための図です。
3 .管理図 → 不適当です。
工程が安定していることを確認するため、上下に管理限界線を引いたグラフに、データ(品質特性値)をプロットしていく図です。
4 .ヒストグラム → 不適当です。
度数分布表をグラフにしたもので、縦軸を度数、横軸を階級とした図です。
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