2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)前期
1 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 1 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す発電機の原理図において、磁界中でコイルを一定の速度で回転させたとき、抵抗Rに流れる電流iの波形として、適当なものはどれか。
ただし、S1とS2は整流子、B1とB2はブラシを示し、これらにより整流をするものである。
ただし、S1とS2は整流子、B1とB2はブラシを示し、これらにより整流をするものである。
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この過去問の解説 (3件)
01
1/4サイクルごとに説明します。
※図のように導線がN極にあるときを0度とします。
1/4サイクル(0~90度)のとき、フレミングの左手の法則より、電流の向きは手前側に進みます。
2/4サイクル(90~180度)のとき、磁界と力の関係が同一方向なので、電流が発生せず、減少します。
3/4サイクル(180~270度)のとき、フレミングの左手の法則より、電流の向きは手前側に進みます。
4/4サイクル(270~360度)のとき、磁界と力の関係が同一方向なので、電流が発生せず、減少します。
上記の結果より、2が正解になります。
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02
磁界の中で導体を一定速度で回転させることにより、正弦波交流が得られます。
S1からS2に流れる電流は、1 のような正弦波交流となります。
しかしこの図では、半波長ごとに2つのブラシと、S1・S2の間にあるスリットにより回路の接続が入れ替わります。
S1・B1が接触しS2・B2が接触していたものが、導体が半回転すると S1・B2 と S2・B1 の組み合わせに変わります。
これによって、半波長ごとに電流の向きが入れ替わり、正弦波交流の半分が反対側に折り返される形になります・
そのため、2のような山形が続く波形になります。
実際には、コンデンサや半導体による平滑回路によって、より平坦な直流電流として使用されることがほとんどです。
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03
回転体の表面に絶縁された導体を配置する回転子、周囲には磁界を作る固定された磁石の固定子があります。発生する起電力の方向は導体の位置が左側と右側は逆になるので、そのまま引き出すと交流になってしまいます。
1 → 不適当です。
2 → 適当です。
3 → 不適当です。
4 → 不適当です。
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