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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和元年度(2019年)後期 1 問11

問題

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照明に関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
視感度は、ある波長の放射エネルギーが、人の目に光としてどれだけ感じられるかを表すものである。
   2 .
物質に入射する光束の反射率、透過率及び吸収率の総和は1となる。
   3 .
ランプ効率は、ランプが発する全光束をそのランプの消費電力〔 W 〕で除した値で表される。
   4 .
光束発散度は、受光面の単位面積当たりに入射する光束で表される。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 1 問11 )
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この過去問の解説 (3件)

27
光束発散度とは、人に感じられる明るさを示す度合いのことで、単位面積から発散する光束で計算します。

4で挙げられている説明が当てはまるのは「照度」で、受光面の単位面積当たりに入射する光束で表されます。

つまり光を放つ側が「光束発散度」であり、光を受ける側が「照度」という関係になります。

よって、不適当なものは4となります。

他の1 、2、 3 の説明は、その通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
不適当は4番です。
正しくは、発光面の単位面積当たりから発散する光束です。
設問は「単位面積当たりに入射」とありますが、「発散」でない為、不適当です。
入射は入ってくる方向、発散は出ていく方向になります。

1番の視感度は、光の波長と目の感度の関係性について表している為、正しいです。

2番の「反射率、透過率、吸収率の総和は1となる」は正しいです。

3番のランプ効率は、「1W辺りどれだけの光束を出すか」を表している為、正しいです。

10

照明の用語や定義などについての問題です。

選択肢1. 視感度は、ある波長の放射エネルギーが、人の目に光としてどれだけ感じられるかを表すものである。

〇 正解です。

視感度は、光の波長によって明るさを異なるように感じる感じ方です。

光は、電磁波の放射線の束で、様々な波長の電磁波が混じっています。

人が光と感じる波長の範囲を可視光線といい、380nm~780nmまであり、赤・黄・緑・青・紫と波長の長い順から色を感じます。また。同じエネルギーの光でも、波長によってその明るさの感じ方が、人には違います。

このような違いが、視感度です。

選択肢2. 物質に入射する光束の反射率、透過率及び吸収率の総和は1となる。

〇 正解です。

物体に光束が入射すると、反射するか、物体を透過してしまうか、物体の中に留まるか(吸収する)の3つがあり、物体によってその割合が異なります。

したがって、反射率+透過率+吸収率 = 1 (100%) になります。

選択肢3. ランプ効率は、ランプが発する全光束をそのランプの消費電力〔 W 〕で除した値で表される。

〇 正解です。

光源の効率は、ηとし、光源の全光束を F [lm] 、光源の消費電力を P [W]とすれば、

η = F/P [lm/W]

で表されます。光源をランプとすれば、ランプの効率は、ランプが発する全光束をそのランプの消費電力 [W] で割った値となります。

選択肢4. 光束発散度は、受光面の単位面積当たりに入射する光束で表される。

× 誤りです。

光束発散度は、面の単位面積から発散する光束と定義されます。これは光束密度ということになります。

なお、光束発散度を M 、面の単位面積を A 、発散する光束を F とすれば、

M = F/A [lm/m2]

と表されます。

光束発散度は、面から発散する光束についての定義で、面に入射する光束は、誤りです。

まとめ

光の用語と単位については、良く出題される問題です。用語も単体の用語と、単体用語を組合せた用語があります。

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