2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
3 問34

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 3 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す山留め(土留め)支保工のうち、アとイの名称の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • ア:腹起し  イ:中間杭
  • ア:腹起し  イ:親杭
  • ア:切梁   イ:親杭
  • ア:切梁   イ:中間杭

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この過去問の解説 (3件)

01

土留め工の各部材についての問題です。

問題の“ア”は「腹起し(はらおこし)」と呼ばれるものです。
この腹起しは、”切削面を直接抑える矢板”と”矢板をはめ込む役割の垂直のH鋼である「親杭(おやぐい)」”を、水平方向に支えています。

次にこの腹起しが、土圧に負けて押し出されないように後ろから支える柱(T字の縦棒にあたる)を「切梁(きりばり)」といいます。

そして、「中間杭(ちゅうかんぐい)」は、この切梁を保持するための杭であり、“イ”に示されているものです。

ですから、ア:腹起し イ:中間杭 となる 1 が正解です。

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02

適当は1番です。

土留め壁に沿って、水平にはわすように設置するのが、腹起しです。

親杭と中間杭は垂直方向に設置しますが、親杭は土留め壁面に設置します。

中間杭は、土留め壁から離れた場所で、切梁部と交差するように設置します。

切梁は、対面の腹起し間を縦に繋ぐように設置し補強します。

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03

山留支保工の構造の部材の名称の問題です。

アは、腹起し

イは、中間杭

本問題は、何度も出される頻出問題ですので、山留め(土留め)支保工の構造図を覚えてしまえば、対応は簡単です。しかも、理屈で覚える問題ではなく、名称がそうなっているので、その通りに覚えてしまいましょう。

なお、他の部材は、切ばり、切ばり火打ち、隅火打ちなどです。

選択肢1. ア:腹起し  イ:中間杭

〇 正解です。

選択肢2. ア:腹起し  イ:親杭

× 誤りです。

選択肢3. ア:切梁   イ:親杭

× 誤りです。

選択肢4. ア:切梁   イ:中間杭

× 誤りです。

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