2級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)後期
2 問28

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年)後期 2 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

自動火災報知設備に関する次の記述に該当する感知器として、「消防法」上、適当なものはどれか。

「周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに火災信号を発信するもの」
  • 定温式スポット型感知器
  • 光電式スポット型感知器
  • イオン化式スポット型感知器
  • 差動式スポット型感知器

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

自動火災報知設備は、火災に伴う煙・熱の発生を感知し、警報を発信する設備です。感知器や中継器、受信機などの装置で構成されています。

選択肢については以下の通りです。

1→誤りです。定温式スポット型感知器は、周囲の温度が一定以上に上がると動作します。

2→誤りです。光電式スポット型感知器 は、周囲の空気の煙が一定濃度以上に達したときに動作します。

3→誤りです。イオン化式スポット型感知器は、煙によるイオン電流の変化により動作します。

4→正しいです。問題文の通りです。

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02

正解は4です。

1 .定温式スポット型感知器 → 不適当です。
感知部の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信し、一局所の熱効果により作動します。

2 .光電式スポット型感知器 → 不適当です。
感知器の内部に煙が入ると、発光部から出る光が煙の粒子にあたって乱反射し、それを受光部で感知します。

3 .イオン化式スポット型感知器 → 不適当です。
一対の電極間に放射線を放射すると、空気分子はイオン化され、そこにイオン電流が発生します。このイオン電流の変化を利用して火災を感知します。

4 .差動式スポット型感知器 → 適当です。
感知部の周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったとき、火災信号を発信し、一局所の熱効果により作動します。

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03

自動火災報知設備とは、火災による煙や熱を感知器で自動的に感知し、警報ベルなどの音で建物内にいる人へ火災があったことを知らせる設備です。

選択肢1. 定温式スポット型感知器

定温式スポット型感知器は、一局所の周囲温度が一定以上の温度に達したときに感知し火災信号を発報します。

選択肢2. 光電式スポット型感知器

光電式スポット型感知器は、一局所の周囲の空気が一定濃度以上の煙を含むときに感知し火災信号を発報します。

選択肢3. イオン化式スポット型感知器

イオン化式スポット型感知器は、一局所の周囲の空気が一定濃度以上の煙を含むときに感知し火災信号を発報します。

選択肢4. 差動式スポット型感知器

適当です。

 

差動式スポット型感知器は、一局所の周囲温度が一定の率以上になったときに感知し火災信号を発報します。

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