2級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)後期
3 問35

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年)後期 3 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

水準測量に関する記述として、誤っているものはどれか。
  • 水準原点とは、日本の陸地の高さの基準となる点である。
  • 基準面とは、ある点の高さを表す基準となる水準面である。
  • 前視とは、既知点に立てた標尺の読みである。
  • 中間点とは、必要な点の標高を求めるため、前視だけを読み取る点である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

水準測量とは、地上の2点間の高低差や任意の地点の標高を求める測量のことです。

1 .水準原点とは、日本の陸地の高さの基準となる点である。→ 正しいです。
日本水準原点の高さは、東京湾の平均海面の高さです。

2 .基準面とは、ある点の高さを表す基準となる水準面である。→ 正しいです。
日本では、東京湾の平均海面を0mの基準面としています。

3 .前視とは、既知点に立てた標尺の読みである。→ 誤りです。
測定準(進行方向)がAからBになる場合、Aの標尺を読む事を後視、Bの標尺を読む事をを前視といいます。

4 .中間点とは、必要な点の標高を求めるため、前視だけを読み取る点である。→ 正しいです。
前視だけ読み取る点を中間点、前視も後視も読み取る点をもりかえ点といいます。

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02

正解は3です。

水準測量とは、地上の2点間の高低差や任意の地点の標高を求める測量のことです。

1. 水準原点とは、日本の陸地の高さの基準となる点である。 → 正しいです。
水準点の高さを定めるために日本水準原点が設置されました。
この日本水準原点がその地域において行われる高さの測量の基準となります。

2. 基準面とは、ある点の高さの基準となる水準面である。 → 正しいです。
基準面とは、高さを図る基準となる水準面のことです。

3. 前視とは、既知点に立てた標尺の読みである。 → 誤りです。
前視とは、高さを求める点(未知点)に標尺を立てたときの読みです。

4. 中間点とは、必要な点の標高を求めるため、前視だけを読み取る点である。 → 正しいです。
中間点とは、必要な点の標高を求めるため、前視だけを読み取る点です。

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03

正解は3です。

水準測量とは、地上の諸点の高低差を測ることです。

本問題は、誤った選択肢を選ぶ問題です。
選択肢については、以下の通りです。

1→問題文の通りです。
水準原点とは、水準測量の基準点のことです。

2→問題文の通りです。

3→誤りなので、これが正解です。
前視は、2地点のうち、求めたい点に設置した標尺の読みです。
問題文の既知点に立てた標尺の読みは、後視です。

4→問題文の通りです。

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