2級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)後期
3 問38
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年)後期 3 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
次の用語のうち、鉄骨構造の溶接欠陥に、関係のないものはどれか。
- オーバーラップ
- アンダーカット
- ブローホール
- コールドジョイント
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この過去問の解説 (3件)
01
1. オーバーラップ → 関係あります。
オーバーラップとは、母材表面にあふれ出た溶融金属が、母材を溶融しないまま冷えて重なる現象です。
2. アンダーカット → 関係あります。
アンダーカットとは、母材または既溶接の上に溶接して生じた止端の溝です。
一般的に溶接電流や溶接速度が過剰に高いことが発生の原因となります。
3. ブローホール → 関係あります。
ブローホールとは、溶接金属内で発生したガスもしくは侵入したガスが凝固時に大気中に放出されず、溶接金属内に閉じ込められて生じる現象です。
4. コールドジョイント → 関係ないです。
コールドジョイントとは、コンクリートを打ち込む際に、打設や順序が適切でないと、先に打ち込んだコンクリートが固まってしまい、後から打設したコンクリートと一体化せずにできてしまう継ぎ目のことです。
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02
選択肢については、以下の通りです。
1→オーバーラップとは、溶接金属が母材に融合しないで重なってしまう現象です。
2→アンダーカットとは、溶接ビード側面が母材表面より溶けてしまっている状態です。
3→ブローホールとは、溶接金属内に発生して、外に排出されていない気泡のことです。
4→コールドジョイントは、関係ありません。
先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートが一体にならなかった継ぎ目のことです。
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03
1 .オーバーラップ → 関係あります。
オーバーラップは、溶接金属が母材に融合しないで重なる現象です。
2 .アンダーカット → 関係あります。
アンダーカットは、溶接始端部の母材が溶けすぎて欠損した状態です。
3 .ブローホール → 関係あります。
ブローホールとは、溶接金属内に残留した気泡の孔です。溶接金属内のCO₂が主な原因です。
4 .コールドジョイント → 関係ありません。
コールドジョイントとは、先に打ち込んだコンクリートが固まり、後から打つコンクリートと一体にならなかった部分(継ぎ目)です。
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