2級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度（2020年）後期
6 問54

正解は、4 .「建設工事とは、解体工事を除く土木建築に関する工事で、建築一式工事、電気工事等をいう。」です。

発注者：発注する人、注文する人、施主になります。

建設業者：建設業を営む許可を得た事業者です。
　　　　　国土交通大臣または都道府県知事が許可を行います。

元請負人：発注者より、最初に業務を請け負った人です。
　　　　　下請負人から見ると注文者になります。

建設工事には、解体工事も含まれます。

正解は4です。

1 .発注者とは、建設工事（他の者から請け負ったものを除く。）の注文者をいう。→ 正しいです。
「発注者」とは、建設工事の注文者をいいます。

2 .建設業者とは、建設業の許可を受けて建設業を営む者をいう。→ 正しいです。
建設業法上は「建設業者」というのは許可業者のことを指します。

3 .元請負人とは、下請契約における注文者で建設業者であるものをいう。→ 正しいです。
「元請負人」とは、下請契約における注文者で建設業者であるものをいいます。

4 .建設工事とは、解体工事を除く土木建築に関する工事で、建築一式工事、電気工事等をいう。→ 誤りです。
建設工事とは、建設法で指定されている29業種を指します。その中に解体工事業も含まれています。

正解は４です。

１． 正しいです。
建設業法の発注者とは、建設工事（他の者から請け負ったものを除く）の注文者をいいます。

２． 正しいです。
建設業法の建設業者とは、建設工事の種類ごとに建設業許可を受けて、建設業を営む者をいいます。

３． 正しいです。
建設業法の元請負人とは、それぞれの下請契約における注文者で建設業者であるものをいいます。

４． 誤りです。
建設工事とは、土木建築に関する工事で建築一式工事、電気工事等をいいますが、解体工事も建設工事に含まれます。