2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)前期
2 問29
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 2 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述に該当するテレビ共同受信設備を構成する機器の名称として、適当なものはどれか。
「各出力端子に信号を均等に分けるとともに、インピーダンスの整合も行う機器」
「各出力端子に信号を均等に分けるとともに、インピーダンスの整合も行う機器」
- 分配器
- 分岐器
- 混合器
- 分波器
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この過去問の解説 (3件)
01
テレビ共同受信設備を構成する機器の問題です。
「各出力端子に信号を均等に分けるとともに、インピーダンスの整合も行う機器」
は、分配器です。
〇 正しいです。
✕ 誤りです。
信号を分岐する機器です。
✕ 誤りです。
複数の周波数の信号を混合する機器です。
✕ 誤りです。
複数の周波数の信号が混合された信号から、それぞれの信号を取り出す機器です。
分配器と分岐器は言葉が似ていますが、
分配器は分配された出力は均等になります。
分岐器は均等にはなりません。
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02
テレビ共同受信設備共同住宅などで共同のアンテナを設け、同軸ケーブルで各部屋に分配して、どこでも同じテレビ放送が見れるようにするものです。
次の機器で構成されます。
・ブースター(増幅器)
・混合器 UHSやBSなどの信号を、干渉せずに混合する機器です。
・分波器 混合したテレビ信号を、もとのUHSやBS信号に分波する機器です。
・分配器 メインの幹線から、それぞれの出力端子へ信号を均等に分配する機器です。
・分岐器 幹線から一部の信号を、支線側に信号レベルを分岐する機器です。
・直列ユニット テレビに接続できる信号を取り出す分岐器です。
○ 正解です。
× 誤りです。
× 誤りです。
× 誤りです。
テレビ共同受信設備には、解説で挙げた構成機器以外に、アンテナや直列ユニット、テレビ端子など多くの構成機器があります。
また、機器を元に受信システムが構築されます。
信号受信から、テレビで映像が流れるまでの一連の機器の結びつきを、図で覚えることで、テレビ共同受信設備の出題には対応可能でしょう。
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03
各出力端子に信号を均等に分けるとともに、インピーダンスの整合も行う機器は、分配器です。
正しいです。
分岐器は、伝送された電波の一部を分岐して取り出すものです。
誤りです。
混合器は、VHFやUHFなどの電波を干渉することなく混合して伝送するものです。
誤りです。
分波器は、混合された異なる周波数帯域の信号を取り出すものです。
誤りです。
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