2級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)前期
3 問34
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年)前期 3 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
建設作業に使用する移動式クレーンの転倒事故を防止するための装置として、最も適当なものはどれか。
- バケット
- 逸走防止装置
- アウトリガー
- ブーム
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この過去問の解説 (3件)
01
建設作業に使用する移動式クレーンの転倒事故を防止するための装置は、アウトリガーになります。
掘削や荷役を行う際に使用するもので、クレーンの先端に付いています。
転倒防止とは関係ないので、誤りです。
逸走防止装置は、風によってクレーンが逸走するのを防止するものです。
転倒防止とは関係ないので、誤りです。
アウトリガーは、車体から張り出される装置です。
4本の脚部を最大になるよう伸ばすことで、吊り荷による転倒を防止できます。
正しいです。
ブームは、クレーンにおける伸縮する部分をいいます。
転倒防止とは関係ないので、誤りです。
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02
建設作業に使用する移動式クレーンの転倒事故を防止するための装置の問題です。
✕ 誤りです。
バケットは、移動式クレーンの先端部の部材です。
✕ 誤りです。
逸走防止装置は、暴風時に移動式クレーンが勝手に移動しないようにする装置です。
〇 正しいです。
アウトリガーは、移動式クレーンの四隅から張り出した固定用の脚で、
転倒防止に効果があります。
✕ 誤りです。
ブームは、移動式クレーンの伸縮する腕の部分です。
移動式クレーンを使用する時は、必ずアウトリガーを張り出して、
作業を行います。
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03
移動式クレーンの安全対策の問題です。
× 誤りです。
バケットは油圧ショベルカーに装着して、掘削したり、土砂を運ぶ重機のアタッチメントです。
× 誤りです。
移動式クレーンが停止時に突風や強風にあおられて転倒や移動しないようにする装置です。
○ 正解です。
移動式クレーンの転倒防止の装置です。移動式クレーンで荷物をつり下げて移動させるときに、重量のバランスが崩れると、クレーンが点灯します。そのため、基礎にクレーンを支持・固定させるためにアウトリガーを張り出して固定します。
× 誤りです。
移動式クレーンが高所にある荷物を吊り下げ・吊り上げするときに、ブームを伸ばして荷物まで届くようにします。
建設時に使用する機械には、移動式クレーン、油圧ショベルカーなど多くの重機が使用されます。どの重機も安全対策の装置を備えていますので、別の機種での同類の問題が予想されます。主な機械の構造を一通り見ておけば、対応可能でしょう。
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