2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
1 問1

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 1 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

図Aの合成静電容量をCA[ F ]、図Bの合成静電容量をCB[ F ]とするとき、CA/CBの値として、正しいものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

図A 直列回路における静電容量の合計を計算していきます。

   1/CA= 1/3C + 1/C

       = 1/3C + 3/3C = 4/3C

     CA= 3C/4

図B 並列回路における静電容量の合計を計算していきます。

     CB= 3C + C = 4C

よって、

   CA/CB=(3C/4)÷(4C)

       = 3/16 

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02

コンデンサの合成は、抵抗の合成と逆の方式となります。

図Aは直列、図Bは並列の接続から、次のように計算できます。

CA [F]= 1/((1/3 C)+(1/C)) = 3 C/(1 + 3) = 3 C/4

CB [F]= 3 C + C = 4 C

CA [F]/CB [F] = (3 C/4)/(4 C) = 3/16

選択肢1. 3/16

〇 正解です。

選択肢2. 1/4

× 誤りです。

選択肢3. 4

× 誤りです。

選択肢4. 16/3

× 誤りです。

まとめ

コンデンサの直列接続の合成は、

C [F]= 1/((1/C1) + (1/C2)) = (C1 × C2)/(C1 + C2)

です。

コンデンサの並列接続の合成は、

C [F]= C1 + C2 = (C1 + C2)

です。

* C1 、C2 の[F]単位は省略しています。

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03

合成静電容量の計算に関する問題です。

CA=(3C×C)/(3C+C)=3C/4C=3C/4[F]

CB=3C+C=4C[F]

となり、

CA/CB=(3C/4)/4C=3C/16C=3/16

になります。

選択肢1. 3/16

正しいです。

選択肢2. 1/4

誤りです。

選択肢3. 4

誤りです。

選択肢4. 16/3

誤りです。

まとめ

コンデンサ2個を直列接続した時の合成静電容量は、各コンデンサの静電容量の和分の積になります。

コンデンサを並列接続した時の合成静電容量は、各コンデンサの静電容量の和になります。

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