2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
2 問11
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 2 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す定格電流100Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線との分岐点から、分岐幹線の長さが8mの箇所に過電流遮断器を設ける場合、分岐幹線の許容電流の最小値として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。
- 35A
- 45A
- 55A
- 65A
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この過去問の解説 (3件)
01
分岐側のケーブルの長さが(分岐点から過電流までの長さ)が8m以下の場合、主過電流遮断器の0.35倍の許容電流の幹線が必要となります。主過電流遮断器の定格電流は100Aなので、分岐幹線の許容電流は35Aです。
正しいです。
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誤りです。
誤りです。
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02
低圧幹線の電源側電路には、低圧幹線を保護する過電流遮断器を施設する必要があります。ただし、ある条件が満たされれば、これを省略できます。
その条件の1つです。
・ 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線が、長さ8 m 以下の低圧幹線であって、幹線の許容電流が、電源側に接続する過電流遮断器の定格電流の35 % 以上である場合です。
|
□ 過電流遮断器100A
|
| 幹線の分岐点から過電流遮断器Bまでの長さが8m
| 以内なら、過電流遮断器Aの設置が省略できます。
●-□―――8m以下―――――□――
| A 過電流遮断器B
|
問題図はこの条件に当てはまるためには、幹線の許容電流 I は、
100 [A]×35% < I (= 35 [A])
となります。
〇 正解です。
× 誤りです。
× 誤りです。
× 誤りです。
出題は「電技解釈」第148条(低圧幹線の施設)からです。
この条文は、文章だけですので、分かり難いのですが、解説で書いたような図で表せば、すぐに分かります。参考書などによく出る問題ですので、図でまとめられています。
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03
分岐幹線の許容電流の最小値に関する問題です。
電技解釈第148条(低圧幹線の施設)第四号ロで規定されており、分岐幹線の長さが8m以下の場合電線の許容電流は、電源側過電流遮断器の定格電流の35%以上必要となります。
100A×0.35=35Aとなります。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
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