2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
4 問2
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 4 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
大型機器の屋上への搬入計画を立案する場合の確認事項として、最も関係のないものはどれか。
- 搬入順序
- 搬入経路
- 搬入揚重機の作業に必要な資格
- 搬入機器の試験成績書
- 搬入揚重機の選定
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この過去問の解説 (3件)
01
大型機器の搬入の計画を立てる際は、その数量、重量、どこに配置するのかを明示したリストおよび配置図を用意する必要があります。
また、搬入揚重機の選定、作業に必要な資格を有する者の選任も行わなければならず、そして、どのような経路で搬入揚重機を移動させるかを考えるためには、事前調査も欠かせません。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
搬入機器の試験成績書は、搬入計画の際には不要です。
誤りです。
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02
大型機器の屋上への搬入計画を立案する場合の確認事項に関する問題です。
正しいです。
安全、効率的な搬入順序を検討しましょう。
正しいです。
機器設置位置、揚重機の配置、作業スペースなどさまざまな条件を整理し、搬入経路を検討しましょう。
正しいです。
屋上への大型機器搬入であれば、揚重機を使用することが想定されます。
どんな作業においても、その作業に必要な資格を確認し、有資格者を配置することが重要です。
誤りです。
機器の搬入計画立案においては関係がありません。
ただし精密機械の場合、搬入機器輸送~据付までの加速度計管理値が、試験成績書の走行試験の項目などに記載されていることがあるため、実務においては確認することを推奨します。
正しいです。
機器の荷重や揚重機の配置に応じて、適切な搬入揚重機を選定しましょう。
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03
機材搬入時の搬入計画と作業手順書(作業要領書)を作成する上で、確認する項目は、次のようなものがあります。
・機材の寸法・重量・台数など機材の情報
・機材搬入の通路・搬入口の大きさや障害物や周囲の環境条件
・機材の搬入口から屋上までの経路と運搬方法
・搬入に重機や特殊作業車が必要であれば、機種の選定
・重機や特殊作業車を使用する上での資格と官庁・警察への届け出の有無
・重機や特殊作業車を設置・使用するときの周囲の安全確保
・搬入手順と作業手順
・重機や特殊作業車の設置から、機材の搬入から屋上への運搬、仮設置までの時間配分見積
以上の項目をまとめて、作業手順書(作業要領書)として作成し、関係者全員に周知させます。
〇 確認が必要です。
〇 確認が必要です。
〇 確認が必要です。
× 計画段階では不要です。
着工時前までには機材の試験成績書の確認もしくは立会検査での確認が必要です。なぜなら、機材が仕様と異なっていた場合には、最悪メーカーに送り返す必要が出るからです。
〇 確認が必要です。
<参考>
工事にあたっては、搬入する機器に関連する部材、重機などの部材などを準備補完する必要があるため、保管場所の選定と、保管方法などを計画に盛り込む必要があります。
また、設置後の検査の種類と方法も確認して、計画に盛り込みます。
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