2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
1 問5
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 1 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
極数Pの三相同期発電機が1分間にn回転しているとき、起電力の周波数f〔 Hz 〕を表わす式として、正しいものはどれか。
- f=Pn/30〔 Hz 〕
- f=Pn/60〔 Hz 〕
- f=Pn/120〔 Hz 〕
- f=Pn/240〔 Hz 〕
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
三相同期発電機の回転数を求める公式は、n=(120×周波数f)/極数Pです。
これを周波数f[Hz]について変換すると、f=Pn/120[Hz]となります。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
参考になった数29
この解説の修正を提案する
02
同期回転速度 Ns [min-1]は、電源の周波数 f 、発電機の極数 P として、次の式で表されます。
Ns = (120×f)/P
Nsは、1分間当たりの回転数になります。
したがって、
n = (120×f)/P [min-1]
です。周波数を求める式は、次のようになります。
f = (P×n)/120 [Hz]
× 誤りです。
× 誤りです。
〇 正解です。
× 誤りです。
<参考>
実際の回転速度 N は、理論上の同期回転速度 Ns より遅くなります。
すべり s が、同期回転数と実際の回転数の差として表され、
N = Ns (1-s)
となります。定格運転時のすべりは、s=0.05 程度です。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
三相同期発電機の問題です。
同期速度が1分間に60回転ですので、n回転した場合には、起電力の周波数は
n/60
となります。さらに極数Pが2,4,6・・・と大きくなると、周波数は
P/2
倍になります。
これらを合わせて、
f=(n/60)×(P/2)
=Pn/120
となります。
✕ 誤りです。
✕ 誤りです。
〇 正しいです。
✕ 誤りです。
これらの話は、交流電圧が60ヘルツの地域でのみ成立しますので、
注意が必要です。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
前の問題(問4)へ
令和4年度(2022年)後期問題一覧
次の問題(問6)へ