2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
1 問11
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 1 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
照明器具の配光に関する次の記述に該当する照明方式として、最も適当なものはどれか。
「光源から上方(天井)への光束が多く室内全体が一様な明るさとなり、やわらかな雰囲気を与えるが、照明率が劣る。」
「光源から上方(天井)への光束が多く室内全体が一様な明るさとなり、やわらかな雰囲気を与えるが、照明率が劣る。」
- 直接照明
- 間接照明
- 半直接照明
- 全般拡散照明
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この過去問の解説 (3件)
01
光源から上方(天井)への光束が多く室内全体が一様な明るさとなり、やわらかな雰囲気を与えるのは、間接照明です。
直接照明は下方に対する光束が多く照明も大きいですが、影も濃くなってしまいます。
誤りです。
正しいです。
半直接照明は、床面だけでなく天井も照らすことで、影を和らげることが可能です。
誤りです。
全般拡散照明は室内全体を照らすことが可能で、影も和らぎます。
誤りです。
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02
照明の方式で、配光による分類には、次の方式があります。
➀ 直接照明
高い照度をが必要な場合に、下方への光束を多くします。照明率が高く、まぶしさがあり、陰影も濃くなります。
上方光束:0~10 %、下方光束:100~90 %
② 半直接照明
直接照明の欠点、まぶしさがあることと濃い陰影を改善した方式で、上方への光束の一部を放射して、天井面や壁面に反射させる方式です。
上方光束:10~40 %、下方光束:90~60 %
③ 間接照明
上方への光束が多く、天井や壁からの反射によって作業面を照らす方式です。照明率は低くなりますが、病室や寝室のような雰囲気を大切にしたい場合に使用される方式です。
上方光束:90~100 %、下方光束:10~0 %
④ 半間接照明
上方への光束と、下方への光束の割合を適当な割合にする方式です。
上方光束:60~90 %、下方光束:40~10 %
⑤ 全般拡散照明
上方への光束と、下方への光束の割合を同程度とした方式です。
上方光束:40~60 %、下方光束:60~40 %
× 誤りです。
工場やダウンライトに適応する方式です。
〇 正解です。
× 誤りです。
事務室や学校に定容する方式です。
× 誤りです。
事務室や学校に定容する方式です。
<まとめ>
―――|―――――|――――――――――|――――――――――
| 直接 | 半直接 全般拡散 |半間接 間接
―――|―――――|―――――――――― |――――――――――
上方 |0 -10 |10~40 40~60 |60~90 90~100
光束%| | |
下方 |100~90 |90~60 60~40 |40~10 10~0
光束%| | |
適応 | 工場 |学校・商店・事務室 |喫茶店・寝室・病室
場所 | | |
―――|―――――|―――――――――― |――――――――――
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03
照明器具の配光に関する問題です。
✕ 誤りです。
直接照明は、光源から下方への光束がほとんどになります。
〇 正しいです。
間接照明は、光源から上方への光束がほとんどになります。
✕ 誤りです。
直接照明と間接照明の中間になります。
✕ 誤りです。
照明器具にガラス、紙、布など半透明のカバーをつけるなどして、光を全方向に広げた方式です。
間接照明は、ホテルや飲食店など、雰囲気を重視した場所に使用されます。
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