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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)後期 2 問6

問題

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図に示す単相2線式配電線路において、送電端電圧VS〔 V 〕と受電端電圧Vr〔 V 〕の間の電圧降下v〔 V 〕を表す簡略式として、適当なものはどれか。
ただし、各記号は、次のとおりとする。
I:線電流〔 A 〕  R:1線当たりの抵抗〔 Ω 〕  X:1線当たりのリアクタンス〔 Ω 〕  cosθ:負荷の力率
問題文の画像
   1 .
v=2I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕
   2 .
v=2I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕
   3 .
v=√3I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕
   4 .
v=√3I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 2 問6 )
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この過去問の解説 (3件)

5

単相2線式配電線路における電圧降下は、以下の式で表せます。

v=2I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕

選択肢1. v=2I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕

誤りです。

選択肢2. v=2I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕

正しいです。

選択肢3. v=√3I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕

誤りです。

選択肢4. v=√3I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕

これは三相3線式の場合の電圧降下です。

誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

1線当たりの電圧降下 v を求めます

v1 = Vs ― Vr = I R cosθ+I X sinθ

=I (R cosθ + X sinθ)

単相2線式では、2線とも同じ電圧降下が生じます。

したがって、図の電圧降下 v は、次のようになります。

v [V]= 2v1 =2 I (R cosθ + X sinθ) [V]

選択肢1. v=2I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕

× 誤りです。

sinθ と cosθ が逆です。

選択肢2. v=2I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕

〇 正解です。

選択肢3. v=√3I(Rsinθ+Xcosθ)〔 V 〕

× 誤りです。

選択肢4. v=√3I(Rcosθ+Xsinθ)〔 V 〕

× 誤りです。

三相3線式の場合の電圧降下です。

まとめ

<参考>

v1 = Vs ― Vr = I R cosθ+I X sinθ の式は、近似式です。

I 、Vs 、Vr は、位相が少しずつずれていますので、ベクトルとして図形を描けば、分かり易くなります。

難しいベクトル図ではありませんので、解説で図が描ければ、簡単に解説できますが、図が使えないため、解説は省略します。

そのようにして、電圧降下が分かれば、式を暗記していなくとも、問題で式が出れば、思い出せます。

なお、三相3線式の場合は、電圧降下は、次のようになります。

v [V]= 2v1 =√3 I (R cosθ + X sinθ) [V]

-1

Vs=2I*(Rcosθ+Xsinθ)+Vr

送電端電圧と受電端電圧の差をVとすると、

Vs-Vr = V = 2I(Rcosθ+Xsinθ)

と、なります。

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