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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)後期 2 問13

問題

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建築物等の雷保護システムに関する用語として、「日本産業規格( JIS )」上、関係のないものはどれか。
   1 .
アークホーン
   2 .
水平導体
   3 .
保護レベル
   4 .
回転球体法
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 2 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

10

雷による異常電圧から送電機器を保護する為に、様々な保護システムが存在します。

選択肢1. アークホーン

碍子の両端等につけるものであり、雷撃による異常電圧から碍子を守るために使用されます。

鉄塔などの送電線で使用されるものであり、建築物の雷保護システムではありません。

選択肢2. 水平導体

水平導体には、落雷を受け止めるという役割があり、屋根等に取り付けます。

選択肢3. 保護レベル

建築物の為の雷保護システムが、落雷から建物を保護する確率を表したものを、保護レベルといいます。

選択肢4. 回転球体法

受雷部における、保護システムによる建物保護の方法の内の一つです。「回転球体法」の他に、「保護角法」、「メッシュ法」があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

建築物等の雷保護は、JIS A 4201 で規定されています。

雷保護設備は、外部雷保護設備と内部雷保護設備に分けられます。

選択肢1. アークホーン

× 建築物等の雷保護システム用語ではありません。

雷サージによるフラッシュオーバを、アークホーン間で発生させ、後から来るアークををがいしから遠ざけ、がいしの破壊を防護します。

建築物等の雷保護とは異なるものです。

選択肢2. 水平導体

〇 建築物等の雷保護システム用語です。

外部雷保護設備の受雷部システムは、次の要素とその組合せからなります。

突針、水平導体、メッシュ導体

選択肢3. 保護レベル

〇 建築物等の雷保護システム用語です。

雷保護システムが、建造物を雷保護設備で雷の影響から、保護する確率を表します。

―――――――――――――――――――――――――――

保護レベル  保護効率  非保護物

―――――――――――――――――――――――――――

Ⅰ      0.98    危険物の貯蔵・取り扱う建造物

Ⅱ      0.95     

Ⅲ      0.90     

Ⅳ      0.80    一般建造物

―――――――――――――――――――――――――――

選択肢4. 回転球体法

〇 建築物等の雷保護システム用語です。

受雷部システムの配置は、次の方法を個別か組合せるかして、使用します。

保護角法、回転球体法、メッシュ法の3方式です。

まとめ

建築物等の雷保護システムを理解することは、建築設計に関わることですので、結構難しいです。今後も出題される可能性がありますので、何の言葉があって、どの位置付けかを理解するだけで、良いでしょう。(JIS A 4201参照)

ただし、今回の問題は、アークホーンについて分かっていれば、アークホーンは建築物等の雷保護システムとは関係ないと分かりますので、JISの内容を知っていなくでも、他の3選択肢が該当のものと分かります。

1

雷保護システムには、水平導体、保護レベル、回転球体法があります。

選択肢1. アークホーン

アークホーンは、架線上のがいし等が破損するのを防止するためにあります。

誤りです。

選択肢2. 水平導体

水平導体、屋上に設置する受電部の構成要素です。

正しいです。

選択肢3. 保護レベル

保護レベルは、雷から保護する確率のことで、4段階あります。

正しいです。

選択肢4. 回転球体法

正しいです。

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