2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
4 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 4 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す品質管理に関するヒストグラムから読み取れる記述として、最も不適当なものはどれか。
- 図のヒストグラムの形は、離れ小島型である。
- 測定値の平均は8.0である。
- 測定値の総度数は31である。
- 測定値の12は、測定に誤りがないかなどを調べる必要がある。
- 規格値を外れている測定値がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
ヒストグラムは、重さや時間などの軽量データが、どのような分布をしているかを、度数を縦軸に、軽量値を横軸にして、軽量値をある幅ごとに区分した柱状図です。
ヒストグラムには、規格値の上限値・下限値に線を入れて、規格からの外れなどを検証します。
〇 正しいです。
ヒストグラムには、測定値12 が1回、飛び離れたデータとなっているため、ヒストグラムの形は、離れ小島型です。
ヒストグラムには、離れ島のように飛び離れたデータがないかをチェックし、あれば、原因の追究や作業標準の改善などを進めます。
× 誤りです。
平均値は、度数×測定値の合計を、度数の合計で割った値です。
度数×測定値 = 197 、度数合計 = 31から、平均値 = 197 / 31 =6.4
となります。
したがって、平均 8.0 は誤りです。
〇 正しいです。
総度数 = 2+6+10+9+3+1=31 です。
〇 正しいです。
測定値 12 は、離れ小島型のデータです。離れ島のように飛び離れたデータは、チェックし、原因の追究をする必要があります。
〇 正しいです。
規格値は、規格下限値と規格上限値の間のデータで、その間から外れたデータは規格外のデータとなります。
規格値を外れたデータは、測定値4のデータ2回、測定値8のデータ3回、測定値12のデータ1回です。
ヒストグラムは、次のようなデータおよびデータ分布から、規則性から外れている場合は、不良原因の調査、作業標準の改善をします。
・規格値を満足しているかの確認。
・分布の幅や位置がおかしくないかの確認。
・分布の山が2つ以上になっていないかの確認。
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02
ヒストグラムとは、縦軸に度数、横軸に測定値を記載し、量的データの分布を確認するために使用されています。
正しいです。
a:各測定値x度数
(4x2)+(5x6)+(6x10)+(7x9)+(8x3)+(12x1)=197
b:度数の合計値=31
測定値の平均値=a/b=6.355
正しいです。
正しいです。
正しいです。
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03
このヒストグラムの平均値は6.35です。
またヒストグラムでは、適度なばらつきと、平均値が中央にあること、そして飛び離れたデータがないことが好ましいです。
測定値12の区間にデータが存在し、他のデータと連続していないため、これは離れ小島型となります。正しいです。
各測定値の度数を掛けたものの合計値は197で、
これを総度数31で割ると、平均値は6.35になり、
8.0ではないので誤りです。
各度数を合計すると31になります。
正しいです。
ヒストグラムでは、飛び離れたデータがないことが好ましいので、測定を見直す必要があります。正しいです。
測定値の4、8、12のデータが、規格上限と規格下限による範囲を外れています。
正しいです。
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