2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
5 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 5 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
高さ2m以上の足場の作業床に関する記述として、「労働安全衛生法」上、不適当なものはどれか。
ただし、一側足場及びつり足場を除くものとする。
ただし、一側足場及びつり足場を除くものとする。
- 作業床の幅は40cmとした。
- 作業床から物体が落下する危険があったので、メッシュシートを設けた。
- 作業床材間の隙間を4cmとした。
- 床材と建地の隙間に防網を設けた。
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この過去問の解説 (3件)
01
足場の安全対策については、労働安全衛生規則第559条から第575条まで規定が定められています。
問題は作業床に関しての問題です。(同規則第536条)
選択肢に沿って、内容を見てみましょう。
〇 正しいです。
作業床は、つり足場の場合を除いて、幅・床材間の隙間・床材と建地の隙間が、次のように規定されています。
➀ 幅は、40 cm以上とします。
② 床材間の隙間は、3 cm 以下とします。
③ 床材と建地との隙間は、12 cm 未満とします。
〇 正しいです。
作業中に作業床から物体が落下して、作業者に危険がある場合は、高さ 10 cm以上の幅木、メッシュシート、防網、これらと同等以上の機能のある設備(これらを「幅木等」とい言います)を設けます。
ただし、作業の必要上、幅木等を取り外す場合には、立入区域を設定すれば、幅木等は省略できます。
× 誤りです。
作業床は、つり足場の場合を除いて、幅・床材間の隙間・床材と建地の隙間が、次のように規定されています。
② 床材間の隙間は、3 cm 以下とします。
したがって、隙間を4 cm は、誤りです。
〇 正しいです。
(1) 作業床は、つり足場の場合を除いて、幅・床材間の隙間・床材と建地の隙間が、12 cm 未満とします。
(2) (1)の規定は、次の ➀ ② 場合であって床材と建地との隙間が 12 cm以上の箇所に、防網を張って墜落防止措置を講じた場合は、(1)は適用しません。
➀ はり間方向における建地と床材の両端との隙間の和が 24 cm未満の場合
② はり間方向における建地と床材の両端との隙間の和を 24 cm未満は、作業上できない場合。
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02
高さ2m以上の足場の作業床を使用する場合、
作業床の幅を40cm以上、床材間の幅を3cm以下とし、
メッシュシートや防網で人や物の落下を防止します。
正しいです。
正しいです。
作業床材間の隙間は3cm以下でなければいけません。
誤りです。
正しいです。
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03
高所作業をする為の足場を使用する際には、使用時に毎日使用者による点検を行い、使用する足場や周囲の安全措置が正しく機能しているかどうか安全確認する必要があります。
正しいです。
正しいです。
足が挟まったり、物を隙間から落としたりしない様に、作業床材間の隙間は3cm以下にして使用します。
正しいです。
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