2級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
6 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 6 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
電気工事士等に関する記述として、「電気工事士法」上、誤っているものはどれか。
- 第一種電気工事士は、事業用電気工作物に係るすべての電気工事の作業に従事することができる。
- 第一種電気工事士又は第二種電気工事士でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業に従事してはならない。
- 認定電気工事従事者は、自家用電気工作物に係る工事のうち省令で定める簡易電気工事の作業に従事することができる。
- 特種電気工事資格者でなければ、自家用電気工作物に係る工事のうち省令で定める特殊電気工事の作業に従事してはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
電気工事の作業には、資格が必要です。その作業について規定されている法律は、「電気工事士法」第3条で規定されています。
また、自家用電気工作物で、第一種電気工事士しかできない工事と、資格が無くともできる工事を規定しているものが、「電気工事士法施行規則」第2条です。
(1) 自家用電気工作物の作業者
基本的には、第一種電気工事士しか作業はできません。
ただし、第一種電気工事士でも、特殊電気工事に関わる作業はできません。
また、国が認めた簡易電気工事は、認定電気工事従事者の資格があれば、作業ができます。
また、国が軽微と認めた自家用電気工作物の作業は、誰でも作業ができます。
(2) 一般用電気工作物の作業者
基本的には、第一種電気工事士か、第二種電気工事士しか作業できません。
なお、国が軽微と認めた一般用電気工作物の作業は、誰でも作業ができます。
(3) 特殊電気工事(ネオン関連工事と非常用予備発電機関連工事)の作業者
特殊電気工事資格者しか作業できません。
(4) 簡易電気工事の作業者
認定電気工事従事者の資格があれば、自家用電気工作物の簡易電気工事が作業できます。
× 特殊電気工事に関わる作業はできません。
○ 正しい記述です。
○ 正しい記述です。
○ 正しい記述です。
自家用電気工作物の作業で、第一種電気工事士しかできない工事が、イからヲ12項目があります。これ以外の作業と第一種電気工事士しかできない工事の補助作業は、誰でも作業ができます。
第一種電気工事士しかできない工事と誰でもできる工事などが、具体的作業として是か非を答える問題もたびたび出題されます。
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02
電気工事士法では、各資格の工事範囲が取り決められています。
第一種電気工事士の資格所持者は、ネオン設備と非常用予備発電を除く自家用電気工作物と一般用電気工作物に従事することができます。
一般用電気工作物に係る電気工事に従事する場合は、電気工事士(第一種、第二種)の資格所持が必要となります。
第一種電気工事士以外に、認定電気工事従事者の資格所持者は、自家用電気工作物の簡易電気工事に従事することができます。
自家用電気工作物のうち、ネオン設備、非常用予備発電に係る工事に従事する場合には、特殊電気工事(ネオン設備、非常用予備発電装置)の資格所持が必要となります。
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03
電気工事士等に関する問題です。
電気工事士には、
1.第一種電気工事士・・・事業用電気工作物と一般用電気工作物(特殊電気除く)
2.第二種電気工事士・・・一般用電気工作物のみ
3.認定電気工事士・・・・自家用電気工作物の簡易な部分のみ可
4.特殊電気工事士・・・・自家用電気工作物のネオン工事、非常用予備発電装置
の四種類があります。
✕ 誤りです。
特殊電気工事(ネオン設備、非常用予備発電装置)に従事することはできません。
〇 正しいです。
〇 正しいです。
〇 正しいです。
認定電気工事士は、電気主任技術者の資格を保持している者が、
実務経験の申請などで取得できます。
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