2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
2 問1

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 2 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置として、最も不適当なものはどれか。
  • 脱硫装置
  • 脱硝装置
  • 電気集じん器
  • 微粉炭機

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この過去問の解説 (3件)

01

火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置の問題です。

選択肢1. 脱硫装置

〇 正しいです。

燃焼ガス中の硫黄成分を除去します。

選択肢2. 脱硝装置

〇 正しいです。

燃焼ガス中の窒素酸化物Noxを除去します。

選択肢3. 電気集じん器

〇 正しいです。

燃焼ガス中の煤煙などを除去します。

選択肢4. 微粉炭機

✕ 誤りです。

微粉炭機は、原料の石炭を微粒子になるまで粉砕するもので、

燃焼ガスとは関係ありません。

まとめ

火力発電所の燃焼ガスには硫黄分や窒素酸化物などの、

有害物質が多く含まれています。

参考になった数13

02

火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置に関する問題です。

選択肢1. 脱硫装置

正しいです。

脱硫装置は、排ガス中の硫黄酸化物を取り除いた後に排ガスを放出します。

選択肢2. 脱硝装置

正しいです。

脱硝装置は、排ガス中の窒素酸化物を取り除く装置です。

選択肢3. 電気集じん器

正しいです。

電気集じん器は、コロナ放電と電界の作用により、排ガス中の粉じんを電極上に集める装置です。

選択肢4. 微粉炭機

誤りです。

微粉炭機は、石炭を効率よく燃焼させるために必要な装置です。

参考になった数5

03

暗記問題で、覚えていれば難なく解ける問題です。

火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置は、

脱硫装置 → 硫黄成分を除去

脱硝装置 → 窒素酸化物を除去

電気集じん器 → 煤煙などを除去

です。覚えましょう。

選択肢1. 脱硫装置

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢2. 脱硝装置

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢3. 電気集じん器

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢4. 微粉炭機

正答です。

※記載事項は誤り

参考になった数5