2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
2 問18

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 2 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

車線路のトロリ線に要求される性能に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 引張り強度が大きい。
  • 耐摩耗性が優れている。
  • 電気抵抗が大きい。
  • 耐食性が優れている。

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この過去問の解説 (3件)

01

車線路のトロリ線に要求される性能に関する問題です。

選択肢1. 引張り強度が大きい。

〇 正しいです。

引張り強度が大きいほど、断線などが起きにくくなります。

選択肢2. 耐摩耗性が優れている。

〇 正しいです。

耐摩耗性が優れているほど、耐久性能が向上します。

選択肢3. 電気抵抗が大きい。

✕ 誤りです。

電気抵抗が大きいほど、送電時のエネルギー損失が大きくなります。

選択肢4. 耐食性が優れている。

〇 正しいです。

耐食性が優れているほど、耐久性能が向上します。

まとめ

トロリー線にも通常の電線と同じような性能が求められます。

参考になった数8

02

車線路のトロリ線に要求される性能に関する設問です。

トロリ線は、パンダグラフが直接接触して通電を行うので、機械的性能・電気的性能が要求されます。

選択肢1. 引張り強度が大きい。

正しいです。

選択肢2. 耐摩耗性が優れている。

正しいです。

選択肢3. 電気抵抗が大きい。

トロリ線はパンダグラフを通じ電車へ給電するので、電気抵抗が小さいことが要求されます。

したがって、誤りです。

選択肢4. 耐食性が優れている。

正しいです

まとめ

トロリ線の役割を理解しましょう。

参考になった数2

03

設問の文章に注意してください。

トロリ線に要求される性能を問われています。

選択肢の中で不適当なのが正答になります。

電気抵抗が大きいと損失が増えるので不適当です。

選択肢1. 引張り強度が大きい。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢2. 耐摩耗性が優れている。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢3. 電気抵抗が大きい。

正答です。

※記載事項は誤り

選択肢4. 耐食性が優れている。

誤答です。

※記載事項は正しい

参考になった数0