2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
2 問19

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 2 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

道路トンネル照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • カウンタービーム照明方式は、非対称照明方式の1つである。
  • カウンタービーム照明方式は、灯具からの光を交通方向と対向(車両の進行方向と逆方向)に照射する方式である。
  • カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出にくいため、路上の障害物が認識しにくい。
  • カウンタービーム照明方式は、トンネルの入口部照明に採用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

道路トンネルのカウンタービーム照明方式に関する問題です。

選択肢1. カウンタービーム照明方式は、非対称照明方式の1つである。

〇 正しいです。

対称照明とは、トンネル断面で見たときに左右対称となるような照明をいいます。

選択肢2. カウンタービーム照明方式は、灯具からの光を交通方向と対向(車両の進行方向と逆方向)に照射する方式である。

〇 正しいです。

灯具からの光を交通方向と同行(車両の進行方向と同方向)に照射する方式は、

プロビーム方式と言います。

選択肢3. カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出にくいため、路上の障害物が認識しにくい。

✕ 誤りです。

カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出やすいため、路上の障害物が認識しやすくなります。

選択肢4. カウンタービーム照明方式は、トンネルの入口部照明に採用される。

〇 正しいです。

カウンタービーム照明方式は、比較的交通量の少ないトンネルの入口部照明に採用されます。

まとめ

カウンタービーム照明方式は、交通量の多いトンネルでは、

その効果が充分発揮されない場合があります。

参考になった数18

02

道路トンネル照明に関する設問です。

選択肢1. カウンタービーム照明方式は、非対称照明方式の1つである。

非対称照明方式は、道路の縦断方向(進行方向)に対し非対称なもので、カウンタービーム照明方式とプロビーム照明方式に分類されます。

したがって、正しいです。

選択肢2. カウンタービーム照明方式は、灯具からの光を交通方向と対向(車両の進行方向と逆方向)に照射する方式である。

カウンタービーム照明方式は車両の進行方向に対し反対の配光を持つ方式で、入口照明に採用されます。

したがって、正しいです。

選択肢3. カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出にくいため、路上の障害物が認識しにくい。

カウンタービーム照明方式は、進行方向とは反対に(運転手に向かって)光を照射し、障害物の運転手側の面に直接光が当たらないため、障害物と路面との間の輝度の差がでて、障害物をより認識しやすくなります。

したがって、誤りです。

選択肢4. カウンタービーム照明方式は、トンネルの入口部照明に採用される。

カウンタービーム照明方式は車両の進行方向に対し反対の配光を持つ方式で、入口照明に採用されます。

したがって、正しいです。

まとめ

カウンタービーム照明方式、プロビーム照明方式についてそれぞれ特性を確認しておきましょう。

参考になった数4

03

カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出にくいため、路上の障害物が認識しやすくなります。

残りの選択肢は適切です。

選択肢1. カウンタービーム照明方式は、非対称照明方式の1つである。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢2. カウンタービーム照明方式は、灯具からの光を交通方向と対向(車両の進行方向と逆方向)に照射する方式である。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢3. カウンタービーム照明方式は、トンネル内の路上の障害物と路面との間に輝度の差が出にくいため、路上の障害物が認識しにくい。

正答です。

※記載事項は誤り

選択肢4. カウンタービーム照明方式は、トンネルの入口部照明に採用される。

誤答です。

※記載事項は正しい

参考になった数3