2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
3 問1

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 3 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

換気設備に関する対象室と換気方式の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
  • (換気対象室)便所   (換気方式)第3種換気方式
  • (換気対象室)厨房   (換気方式)第2種換気方式
  • (換気対象室)電気室  (換気方式)第1種換気方式
  • (換気対象室)ボイラ室 (換気方式)第1種換気方式

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この過去問の解説 (3件)

01

換気設備に関する対象室と換気方式の組合せの問題です。

第一種換気方式・・・機械給気、機械排気

第二種換気方式・・・機械給気、自然排気

第三種換気方式・・・自然吸気、機械排気

となります。

選択肢1. (換気対象室)便所   (換気方式)第3種換気方式

〇 正しいです。

便所の悪臭を外部にもらさないため、機械排気で室内を負圧にします。

選択肢2. (換気対象室)厨房   (換気方式)第2種換気方式

✕ 誤りです。

厨房の匂いを外部に漏らさないように、第3種換気で室内を負圧にします。

選択肢3. (換気対象室)電気室  (換気方式)第1種換気方式

〇 正しいです。

必用な換気量が計算できるので、第一種換気で計画的に換気します。

選択肢4. (換気対象室)ボイラ室 (換気方式)第1種換気方式

〇 正しいです。

必用な換気量が計算できるので、第一種換気で計画的に換気します。

まとめ

換気方式の覚え方ですが、

第一種はグレードが高い方式なので、両方機械で贅沢に

第二種はクリーンルーム

第三種は便所、厨房などの悪臭部屋

と覚えるとよいでしょう。

参考になった数24

02

換気設備に関する対象室と換気方式の組合せに関する設問です。

各方式の特徴は以下のとおりです。

 第1種換気方式:給気と排気を機械で行う。

 第2種換気方式:給気を機械で、排気を自然に行う。

 第3種換気方式:給気を自然に、排気を機械で行う。 

選択肢1. (換気対象室)便所   (換気方式)第3種換気方式

給気を自然、排気を機械で行うことで、室内は常に負圧になるため、悪臭を閉じ込める効果があります。

したがって、正しいです。

選択肢2. (換気対象室)厨房   (換気方式)第2種換気方式

厨房の匂いや熱・水蒸気などを外部へ出さないように、第3種換気方式とします。

したがって、誤りです。

選択肢3. (換気対象室)電気室  (換気方式)第1種換気方式

第1種換気方式で、換気量を正確に調整します。

したがって、正しいです。

選択肢4. (換気対象室)ボイラ室 (換気方式)第1種換気方式

第1種換気方式で、換気量を正確に調整します。

したがって、正しいです。

まとめ

それぞれの換気方式について、機能と目的を確認しましょう。

参考になった数4

03

対象の部屋に対してどの換気方式がベストなのかを問われています。

まず、各方式についてです。

第1種換気方式 → 機械 給気 ・ 機械 排気

第2種換気方式 → 機械 給気 ・ 自然 排気

第三3種換気方式 → 自然 吸気 ・ 機械 排気

これを踏まえて各場所(部屋)になにがベストなのかを考えると厨房に第2種換気方式では外部に匂いが出てしまうので、部屋を負圧にしなければならないので第3種換気方式が適切です。

選択肢1. (換気対象室)便所   (換気方式)第3種換気方式

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢2. (換気対象室)厨房   (換気方式)第2種換気方式

正答です。

※記載事項は誤り

選択肢3. (換気対象室)電気室  (換気方式)第1種換気方式

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢4. (換気対象室)ボイラ室 (換気方式)第1種換気方式

誤答です。

※記載事項は正しい

参考になった数3