2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
3 問2

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 3 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

切梁式土留め工法に使用する部材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 中間杭は、腹起しを支えるため、垂直に設ける。
  • 切梁は、腹起しを支えるため、水平に設ける。
  • 腹起しは、山留め壁を支持するため、水平に設ける。
  • 親杭は、横矢板に作用する土圧を直接支持するため、垂直に設ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

切梁式土留め工法に使用する部材に関する問題です。

選択肢1. 中間杭は、腹起しを支えるため、垂直に設ける。

✕ 誤りです。

中間杭は、切梁を支えるため、垂直に設けます。

選択肢2. 切梁は、腹起しを支えるため、水平に設ける。

〇 正しいです。

切梁は腹起しを支持する部材です。

選択肢3. 腹起しは、山留め壁を支持するため、水平に設ける。

〇 正しいです。

腹起しは山留壁の土圧を受けるために水平に設けます。

選択肢4. 親杭は、横矢板に作用する土圧を直接支持するため、垂直に設ける。

〇 正しいです。

まとめ

土木工事は文字で説明するのが難しいので、図を見て覚えるのがいいでしょう。

参考になった数18

02

中間杭は、「腹起し」を支えるため、垂直に設ける。

ではなく「切梁」を支えます。

図解で図を見ながら整理しましょう。

選択肢1. 中間杭は、腹起しを支えるため、垂直に設ける。

正答です。

※記載事項は誤り

選択肢2. 切梁は、腹起しを支えるため、水平に設ける。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢3. 腹起しは、山留め壁を支持するため、水平に設ける。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢4. 親杭は、横矢板に作用する土圧を直接支持するため、垂直に設ける。

誤答です。

※記載事項は正しい

参考になった数4

03

切梁式土留め工法に使用する部材に関する設問です。

選択肢1. 中間杭は、腹起しを支えるため、垂直に設ける。

中間杭は切梁の座屈防止として打設し、地盤に対し垂直に設けます。

したがって、誤りです。

選択肢2. 切梁は、腹起しを支えるため、水平に設ける。

切梁は腹起しから伝わる圧縮力を受けるため、腹起しに対して垂直(地盤に対し水平)に設けます。

したがって、正しいです。

選択肢3. 腹起しは、山留め壁を支持するため、水平に設ける。

腹起しは、山留め壁に対し平行に設けます。

したがって、正しいです。

選択肢4. 親杭は、横矢板に作用する土圧を直接支持するため、垂直に設ける。

親杭横矢板工法では、親杭(H形鋼)を一定の間隔で地盤へ垂直に打設し、親杭の間に横矢板を押し込みます。

したがって、正しいです。

まとめ

写真や図を見て、部材の名前とその役割を理解しましょう。

参考になった数2