2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)前期
4 問2

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 4 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における施工要領書に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 図面には、寸法、材料名称などを記載する。
  • 原則として、工事の種別ごとに作成する。
  • 施工品質の均一化及び向上を図ることができる。
  • 施工図を補完する資料なので、設計者、工事監督員の承諾を省略できる。
  • 一工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて作成する。

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この過去問の解説 (3件)

01

建設工事における施工要領書に関する問題です。

施工要領署は、工種別施工計画書の中心となる図書です。

選択肢1. 図面には、寸法、材料名称などを記載する。

〇 正しいです。

作業員が、それを見て直ちに作業にかかれるものである必要があります。

選択肢2. 原則として、工事の種別ごとに作成する。

〇 正しいです。

工種別施工施工計画書としてまとめます。

選択肢3. 施工品質の均一化及び向上を図ることができる。

〇 正しいです。

作業員が同じ図書にもとづいて作業することで、施工品質が均一化します。

選択肢4. 施工図を補完する資料なので、設計者、工事監督員の承諾を省略できる。

✕ 誤りです。

必ず設計者、工事監督員の承諾を必要とします。

選択肢5. 一工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて作成する。

〇 正しいです。

総合施工計画書に基づき、工種別施工計画としてまとめます。

まとめ

工種別施工計画は、現場条件に即したものが求められます。

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02

「施工図を補完する資料なので、設計者、工事監督員の承諾を省略できる。」

は不適切です。省略はできません。

残りの記述は、適当です。

選択肢1. 図面には、寸法、材料名称などを記載する。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢2. 原則として、工事の種別ごとに作成する。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢3. 施工品質の均一化及び向上を図ることができる。

誤答です。

※記載事項は正しい

選択肢4. 施工図を補完する資料なので、設計者、工事監督員の承諾を省略できる。

正答です。

※記載事項は誤り

選択肢5. 一工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて作成する。

誤答です。

※記載事項は正しい

参考になった数1

03

建設工事における施工要領書に関する設問です。

選択肢1. 図面には、寸法、材料名称などを記載する。

正しいです。

選択肢2. 原則として、工事の種別ごとに作成する。

正しいです。

選択肢3. 施工品質の均一化及び向上を図ることができる。

正しいです。

選択肢4. 施工図を補完する資料なので、設計者、工事監督員の承諾を省略できる。

設計者、工事監督員の承諾が必要です。

したがって、誤りです。

選択肢5. 一工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて作成する。

正しいです。

まとめ

施行要領書は他の現場のものを流用するのではなく、その都度現場に合わせたものを作成するよう心がけましょう。

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