2級電気工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問4 (1 問4)
問題文
内部抵抗0.04Ω、定格電流10Aの電流計を50Aまで測定範囲を拡大するときの回路として、正しいものはどれか。
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問4(1 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
内部抵抗0.04Ω、定格電流10Aの電流計を50Aまで測定範囲を拡大するときの回路として、正しいものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
分流器の抵抗:R、電流計の内部抵抗:r、電流計に流れる電流:i、測定電流:Iより
ri=R(I-i)の関係が成立します。こちらを変換すると
R=ri÷(I-i)となり、こちらに数字を代入すると
=0.04×10÷(50−10)
=0.01Ωとなります。
分流器の図記号は選択肢1もしくは選択肢2となります。
正しいです。
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02
分流器は電流計に対して並列に接続します。
続いて分流器の抵抗の値が知りたいため
分流器の抵抗を求める式
R=ri/(I-i)の式が成立します。
R:分流器の抵抗
r:電流計の内部抵抗
i:電流計に電流計に流れる電流
I:測定したい電流 (50A)
これらに問題文の値を代入し
R=0.01Ωとなります。
誤りです。
正となります。
誤りです。
誤りです。
分流器の接続で二択まで絞ることができます。覚えて損はないので覚えておきましょう。
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03
分流器の問題です。
電流計の測定範囲を拡大したい時に電流計と並列に接続する抵抗を分流器といいいます。
又、電流計の内部には、内部抵抗が組み込まれており、それをRaとします。
分流器の抵抗値をRs とおくと、関係式は下記のようになります。
Rs = Ra / (拡大倍率 - 1)
題意より、定格電流10Aを、50Aに拡大するとあるので、定格拡大倍率は、
50 / 10 = 5 (倍)となります。
内部抵抗は、0.04Ωとなっているので、
Rs = 0.04 / ( 5 - 1 )
=0.01
Rs は、0.01Ωとなります。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
分流器の構造と、原理、下記の関係式を暗記しましょう。
Rs = Ra / (拡大倍率 - 1)
Rs :分流器の抵抗値
Ra: 電流計の内部抵抗
拡大倍率:測定を拡大したい電流の値 / 定格電流
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