2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
2 問1

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 2 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

水力発電所に用いられる水車発電機に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、発電機は同期発電機とする。
  • 回転速度は、タービン発電機より遅い。
  • 短絡比は、タービン発電機より大きい。
  • 立軸形は、軸方向の荷重を支えるスラスト軸受を有する。
  • 回転子は、軸方向に長い円筒形が多く使用される。

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この過去問の解説 (1件)

01

水車発電機は、横軸形と立軸形に分類され、横軸形は小容量高速機に用いられ、立軸形は大容量低速機にてきしており水力発電所で使用されることが多いです。

選択肢1. 回転速度は、タービン発電機より遅い。

正となります。記述の通りです。

選択肢2. 短絡比は、タービン発電機より大きい。

正となります。記述の通りです。

選択肢3. 立軸形は、軸方向の荷重を支えるスラスト軸受を有する。

正となります。記述の通りです。

選択肢4. 回転子は、軸方向に長い円筒形が多く使用される。

誤りとなります。水車発電機は回転速度が低速な突極形の回転子が用いられます。

まとめ

水車発電機横軸形、立軸形の特徴を理解しましょう。

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