2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
2 問10
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 2 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
低圧動力設備に関する記述として、「内線規程」上、不適当なものはどれか。
ただし、低圧進相用コンデンサは個々の負荷の回路ごとに取り付けるものとする。
ただし、低圧進相用コンデンサは個々の負荷の回路ごとに取り付けるものとする。
- 低圧進相用コンデンサを、手元開閉器よりも電源側に接続した。
- 電動機回路の低圧進相用コンデンサは、放電抵抗器付のものを使用した。
- 単相の電動機を15A分岐回路に接続したので、過負荷保護装置を省略した。
- 三相誘導電動機の定格出力が3.7kWであったので、始動電流を抑制するための始動装置を省略した。
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この過去問の解説 (2件)
01
低圧動力設備(電動機など)には、回路の構成や保護装置について選択肢にあるような規定がなされています。
誤
進相用コンデンサは、手元開閉器よりも、負荷側に取付けます。
正
低圧進相用コンデンサは、放電抵抗器付コンデンサを使います。
正
電動機が単相の物で、電源側に設置する過電流遮断器の定格電流が15A 以下の場合は、過負荷保護装置が省略できます。
正
定格出力が3.7 kWを超える三相誘導電動機には、始動装置を設置して、初移動電流の抑制を図ります。
問題文では3.7 kWの定格出力とあり、3.7 kWは超えていないため、始動装置の省略が可能です。
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02
低圧進相コンデンサは電動機が誘導性負荷により遅れ無効電力を低減するため電動機回路に並列に接続し、進み無効電力を供給することで力率を改善するために用いられます。
誤りとなります。手元開閉器よりも負荷側に接続します。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
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