2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
3 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 3 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄道線路の軌道における速度向上策に関する記述として、不適当なものはどれか。
- レールの単位重量を軽くする。
- まくらぎの間隔を小さくする。
- 曲線部では、曲線半径を大きくする。
- 道床(バラスト)を厚くする。
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この過去問の解説 (2件)
01
鉄道線路は、路盤、道床、まくらぎ、レールで、車両を支え、安全に運航できるようにそれぞれが、「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」で定められています。
誤
レールの単位重量を軽くしても、車両はレール条に載って運行するため、車両の速度には影響しません。
正
まくらぎは、レールを固定して軌道を正確に確保し、レールからの車両荷重を道床に伝達して分散させます。
まくらぎの間隔が狭くなることで、車両荷重の分散が細かくできるため、速度向上に寄与します。
正
レールの曲線率が大きくなるため、速度向上に有効です。
正
道床は、まくらぎと路盤の間にある軌道構造で、列車荷重の分散やまくらぎの保持を行うため、道床を厚くすることで、列車荷重の分散やまくら木保持が安定し、速度向上に有効です。
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02
運転速度が速くなると、軌道が受ける衝撃、横圧、レールの沈下などが大きくなります。それに対応した対策が必要となります。
誤りとなります。レールの単位重量を小さくすると衝撃に耐えることができません。
正となります。対策の一つです。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
その他対策として軟弱路盤や強度不足の橋梁を補強するなどがあります。
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