2級電気工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問37 (3 問6)

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問37(3 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート造の柱の配筋において、図に示すアとイの名称の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • ア:主筋   イ:あばら筋
  • ア:主筋   イ:帯筋
  • ア:腹筋   イ:あばら筋
  • ア:腹筋   イ:帯筋

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この過去問の解説 (3件)

01

図は柱の配筋を示す図となっております。配筋には柱以外に梁の配筋があります。

あばら筋:梁の主筋の周囲に一定の間隔で巻き付けた鉄筋です。

主筋:部材の軸方向に配置する鉄筋です。

帯筋:柱の主筋の周囲に一定の間隔で水平に巻き付けた鉄筋です。

腹筋:梁の主筋に平行に配置される鉄筋です。

選択肢1. ア:主筋   イ:あばら筋

誤りとなります。イは帯筋となります。

選択肢2. ア:主筋   イ:帯筋

正となります。解説の冒頭の通りです。

選択肢3. ア:腹筋   イ:あばら筋

誤りとなります。アは主筋となり、イは帯筋です。

選択肢4. ア:腹筋   イ:帯筋

誤りとなります。アは主筋になります。

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02

鉄筋コンクリートの鉄筋は、主筋、帯筋、あばら筋、スパイラル筋などの部材の組み合わせでできています。

選択肢1. ア:主筋   イ:あばら筋

イは帯筋です。

選択肢2. ア:主筋   イ:帯筋

アの主筋の周囲に、イの帯筋が巻き付けてある鉄筋コンクリートの構造は、柱で使用されます。

選択肢3. ア:腹筋   イ:あばら筋

腹筋は梁が大きい場合に、あばら筋の形状を保つために、梁の中間部の主筋とお同じ方向に配置する鉄筋です。

したがって、鉄筋は梁に対するもの、アは腹筋ではありません。イは帯筋です。

選択肢4. ア:腹筋   イ:帯筋

アは腹筋ではありません。イは帯筋です。

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03

鉄筋の呼び方は柱と梁(はり)で区別します。
●柱:主筋、帯筋
●梁:主筋、腹筋、あばら筋

選択肢1. ア:主筋   イ:あばら筋

誤りです。

 

あばら筋は 梁の鉄筋の呼び方です。

選択肢2. ア:主筋   イ:帯筋

正しいです。

 

正しい組み合わせです。

選択肢3. ア:腹筋   イ:あばら筋

誤りです。

 

腹筋もあばら筋も 梁の鉄筋の呼び方です。

選択肢4. ア:腹筋   イ:帯筋

誤りです。

 

腹筋は 梁の鉄筋の呼び方です。

まとめ

出題は柱の図ですので 主筋と帯筋の組み合わせが正解です。

帯筋とあばら筋は 主筋の周囲に配筋される補強筋であり、腹筋はあばら筋の形状を保つために配筋する鉄筋です。

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